オランダのコーヒーショップ

カナビスとアルコールの同時販売が全面禁止に

Source: St. Louis Post-Dispatch
Pub date: April 03, 2007
Subj: Combined Sale Of Canabis And Alcohol Illegal
http://www.nisnews.nl/public/030407_2.htm


オランダでは、アムステルダムで、カナビスと同時にアルコールの販売が認められていたハシシ・カフェと呼ばれるコーヒーショップがこれまで営業していたが、1日よりどちらか一方だけした販売できなくなった。

これは、2003年に国会で、2007年4月1日からアルコールとソフトドラッグを同一の場所で販売することを禁止することになったために措置で、アムステルダムのハシシ・カフェではこの数ヶ月間にわたり移行にともなう作業が行われていた。

1ヶ月前には、市議会多数の支持を受けたコーハン・アムステルダム市長が、同時販売を引き続き認めるように内閣と折衝したが、ヒルシバリン司法大臣に拒否された。

アムステルダムには44軒のハシシ・カフェが営業していたが、今回の措置で4軒のみがカフェとして残り、その他の40軒は、カナビス飲みでアルコールを販売しないコーヒーショップに移行した。

アムステルダムでは、1995年4月以前にカナビスとアルコールを同時販売していたハシシ・カフェが、例外的にそのまま同時販売を認められていた。

オランダでは、1997年から99年にコーヒショップ数が急激に減少しているが、これは、ロッテルダムで今回と同じ措置が取られたためで、半数がアルコールを選択したことが主要な理由になっている。

コーヒーショップ数の変遷