Weekly News


ニューメキシコ州

医療カナビス運用ガイドライン最終決定

Source: NORML Weekly News
Pub date: 22 Jan 2009
New Mexico: Guidelines For State Medical Marijuana Program Finalized
http://www.norml.org/index.cfm?Group_ID=7792


2009年1月22日 - アメリカ・ニューメキシコ州アルバカーキ発

ニューメキシコ州保険局は、州法における医療カナビスの 生産、配付、使用をコントロールするための規則 について長らく検討を続けてきたが、この度やっと最終的なガイドラインの作成を終えた。

新しいガイドラインでは、州認定患者は6オンスまでの医療カナビスの所持、または植物成熟4本、未成熟12本までの計16本までの栽培が認められている。また、所持量に関しては、医師による特別の許可があればさらに増やすこともできるようになっている。

州法で医療カナビス患者として認定されるためには、州保健局に登録され、医師から、癌、緑内障、多発性硬化症、てんかん、脊髄損傷、HIV/エイズのいずれかで苦しんでいることを示す診断を受ける必要がある。また、ホスピスでケアを受けている患者の場合は、誰でも医療カナビスを使うことが認められている。

また、神経性疼痛、C型肝炎、心的外傷後ストレス障害(PTSD)については、保健局の 最終認定 を待っている状態になっている。

さらに、ガイドラインでは、医療カナビスを 
生産し販売する 非営利施設についても州の認定対象になっている。州のライセンスを受けた生産者は、成熟植物を同時に96本まで栽培することができ、規則には、「非営利団体は、医療カナビスを適正な価格で販売することができるが、量によるディスカウントを行ってはならない」 と明記されている。

現在までのところでは、州政府からカナビス栽培の認定を受けた団体はまだひとつもない。

ニューメキシコ州では、2007年に医師の監督下で医療カナビスの使用を認める 法案が成立 したが、それ以来、200人以上の患者が州保健局に登録している。

Application information for patients and nonprofit providers is available from the New Mexico Department of Health at: http://www.health.state.nm.us/marijuana.html.