返信する: 「合法ハーブ」はやめよう
- Re: 合法ハーブ体験記
- 投稿者: みつ 投稿日時: 2013-6-22 0:44
- 皆様どうも!1年前まで生粋の脱ッケマーでした、みつと申します。現在、現代日本社会の荒波に揉まれるサラリーマンであり、ストレス社会と真向から戦っているごく普通の人間です。恥ずかしながら、私の脱ッケミ体験をここで紹介します。
私の場合、海外で大麻を知ってから、大麻の素晴らしさに感銘を受け、日本に帰ってきてからも大麻を求めていました。その延長線に、約5年前、まだ学生のころ、ブルーロータスという、今で言う脱ッケミの前身であるドラッグ(かなり大麻の効きに近いもの)に手を出してしまい、そこから、約5年間脱ッケミ中毒者として生きておりました。はっきり言って、地獄でした。最初の約2年間は、合法だし、大麻の効きに近いし、音楽聞いては楽しいし、マンチーになるし、店員はナチュラルだよとかいうし、安いし、もう最高の娯楽嗜好品だと思っておりました。はっきり言ってもう大麻いらなくね?くらいの気持ちでした。
しかし、それは、完全な勘違いというのは、後から気づいたことですが…アルバイトで稼いでは、そのお金のほとんどを脱ッケミにつぎ込んで、本当に毎日吸っていました。そのうち、バイト中も、授業中も、彼女とのデート中も、就職活動中も・・・とエスカレートしていき、寝る時間以外の時間を全て脱ッケミHIGHでした。
最初は、それが楽しかった。海外で覚えたHIGHを日本で毎日毎日体験できるんだから。そのうちに厚労省は、当時の麻向法に該当しないTHCの取締りに走り出しましたが、脱ッケミ企業が第2世代、第3世代、第4世代を次から次へと製造し、、海外の脱ッケミ製造会社と厚労省のイタチごっこでした(THCは合成に仕方によって無限に種類がある)
そんな脱ッケミHIGHライフを楽しいなと思っていたさなか、自分自身が完全に中毒だと自覚し始めたのは、体の変化が如実に現れ始めてからでした。今思えば、本当に悲惨です。誰にも相談できず、寝ている時間以外ずっと効まっていると、人間不信、うつ症状、自己嫌悪、過呼吸症状、食欲不振、虚言癖、心肺機能の低下、真っ黒な淡、咳、異常な発汗、不眠、頭痛、腹痛、吐き気を患うようになり、それをおさめようと更に煙を煽るという次第。もうどこかのハードドラッグ中毒者となんら変わらないと思いつつもお金を借りてまで購入し吸い続けました。
本当にずっと吸っていて、自分自身の体も多少強かったこともあるでしょうが、そんな生活が約2年ほど続きました。辞めようと思って決意し、素面に戻ると、体がそわそわし始めて、心臓がバクバクして、手汗と脇汗が大量に出て…それに耐えられず、また買って吸ってしまう。買って吸うと心の底から落ち着く感覚がありました。もうダメだ…死ぬ…体も、精神も限界に達し、辞めることを決意し、一旦辞めてみるも、また買って吸ってしまう。それの繰り返しでした。
本当に辞めたいと思い、毎日のように、ネットで脱ッケミの辞め方を調べたり、ハードドラッグ中毒者のムービーを見たりして、こうはなるまいと自分自身に思い聞かせ、次に辞めてまた買ってしまったらダルクにでも、精神病棟にでも行こうと決心し、素面になって吸いたくなったら、友達に会いに行ったり、タバコでごまかしたり、お酒を飲んだり、映画を見たり、運動したり、本を読んだり、座禅を組んでみたり、旅にでてみたり、サウナや温泉に行ったりと、とにかく、絶対吸わない、もう廃人になりたくないという一心で一週間辞め、一か月止め、今では辞めて1年ほどになります。そしてもう一生やりません。もう今では、素面が楽しいし、たまに海外に行っては大麻を見ることが趣味となっております。
脱法ケミカルにはっまている人々に申し上げたいのは、第1世代から第6世代まで、はまっていたこんなわたしでも辞められたということです。はっきり言いますが、こんなドラッグにはまってしまう位、私自身、自分の精神管理に関しては得意なほうではありません。むしろ、精神的に弱く、自己管理に問題があります。でもそんな人でも辞められたのです。だから、必ずあなたもやめれます。はまってしまっている時は、辞めた人間の発言なんて屁のツッパリにもならんわと思うのが、中毒者の心情だと思います。その気持ちも本当によくわかります。しかし、脱ッケミは辞められるんです。禁断症状は、最初の約1週間くらいだと思います。先ほども述べました、体がそわそわし、心臓がバクバクして、手と脇の大量の発汗への対処として、それを忘れるくらいの何かに没頭しましょう。
絶対にもう吸わないという決意と共に、運動してみたり、友達と会ってみたり、本を読んでみたり… 運動もできねぇし、友達もいねぇし、本も読めねぇし、他に趣味がねぇんだよ!とういう人は、精神科に行ってみるのも良いかもしれません。睡眠薬や、精神安定剤を処方されるかもしれませんが、お医者さんが、家族に言ったり、個人情報をもらすことは絶対にありません。また、人間よくできたもので、1日、2日寝れなくても大丈夫です。疲れ果てれば寝てしまうものです。過呼吸のような症状、心臓の異常な鼓動を感じた時は、深呼吸したり、うつ伏せになって、腹式呼吸をしてみたり、とにかく最初の1週間を治療とおもって辞めてみましょう。
1週間辞められれば、次の1週間も辞められます。自分は脱ッケミ中毒者なんだと卑下せず、辞めることにしっかり向き合って、素面の自分の感覚を思い出しましょう。絶対に辞められますから!!今持ってるパケをゴミ箱に捨て、今日から、あの頃の自分に戻るんだと強く決心すること。それが、辞める第一歩です。頑張りましょう。