では、今週のマスコミよかった大賞です。
週刊新潮 1月15日号
日本の恐ろしい数字 大麻急増中の薬物検挙者年1万5,000人
まあ記事の内容は否定的なんだけどね。何がよかったかって、大麻栽培、所持事件で押収された大麻草の写真の下になぜか、「オランダでは大麻の品評会も」のキャプションが。
記事の中にはオランダなんて全然でてこないのに。オランダでは事実上合法ってのは、もう周知の事実ですか?
なんかね、このおまぬけな組み合わせでね、裏読みちょっとすればそろそろ大麻ごとき認めたっていいんじゃないなんて読める気するんだけど。
数字の内容はね、1万5,000人の8割は覚せい剤だって。で、大麻自体は去年の11月の時点で逮捕者2,500人位で、前年より400人くらい増えたんだって。で、この原因としてネットで種が簡単に入手できることが問題だなんてあるんだけど、私、思うにこれはさわげばさわぐほど大麻犯罪者増えるだろうし、ほっとけばほっとくほど減るおかしな問題になってるんじゃない。
要は覚せい剤みたいに、それやって殺人や暴力事件をおこしたりにつながるわけでもないし、あるいは中毒とか吸った本人に健康上の問題が現れるわけでもないのだから、そのままにしといてもいいのでは。
まあ、大麻犯罪の数字を上げたきゃ、厳しく忙しく取り締まればなるだろうし、数字を下げたきゃほっとけばいいんだよ。ねえ。
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