カナビス・スタディハウスやi-morleyでも紹介されているように、アメリカでは次期大統領のオバマに大麻の合法化を求める声が強まっている。
もともと、オバマは大麻の非犯罪化を主張していたが、熾烈な予備選や大統領選挙を勝ち抜くために、大麻に関する発言はトーンダウンしてきた印象がある。
オバマの政権移行チームの公式サイト、チェンジ・ガバメントには次のように書かれている。
Q: 政府が規制し、課税し、年齢制限を設け、何百万もの新たな雇用を創り出し、この米国に10億ドルの産業を創り出せるように、あなたは大麻の合法化を検討しますか?
A: オバマ次期大統領は大麻の合法化に賛成していません。
Open for Questions: Response
大麻合法化を求める強い世論と、オバマ政権の綱引き。オバマ新政権発足の端緒でどこまで合法化に向けた動きが進むかは分からないが、いずれにしても米国社会では大麻の合法化も時間の問題だろう。
どこかの国のようにマスコミが政府の代弁者となって議論すらできないような、閉塞した似非民主主義国家との違いを痛感する。
|