【出版社/著者からの内容紹介】
本書はイギリスで刊行されたので、日本の事情にはほとんど触れられていない。だが、世界の事情については、詳細で正確な情報が提供されている。世界とは相対的なものにすぎないのだ、ということが本書を読むとよくわかるだろう。そんな世界の事情に、日本の事情を置き直して考えてみる必要がある。大麻は文化の基本である。
その国の大麻の歴史を見れば、驚くほど本質的なその国の性格を知ることができる。今度は僕ら自身が、日本人と大麻についてもっと深く考えなければならないのだとぼくは思う。その思考の果てに、日本の国造りの本質とこの国の未来のイメージが見えてくるはずだ。
本書がその一助になれば、監修者としてこれほどうれしいことはない。
(山川健一:解説より)
【内容(「BOOK」データベースより)】
なぜ人々は「ハイ」であることを求めるのか?依存症をともなうアイテムを通して世界と人間の関わりを探るシリーズ。
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