週刊朝日 2月20日号
大麻汚染が止まらないホントの理由
やりました。またまた出ました。
本当、最近週刊朝日は安心して読めるね。週刊現代のようにだれそれが大麻を吸って乱交したみたいなんて幼稚な記事は当然書かんし。クローズアップ現代の水谷氏みたいに一吸いごとに脳がとけるなんて突拍子もないこと言わんしね。
今回は、大麻堂の麻枝氏とともに丸井弁護士の話もあって、まずは事実を客観的に整理してくれてる。その中で、他では書かれてないことを取り上げてて賞賛できることが3つありました。
まず、全米科学アカデミー医学研究所が1999年に発表した調査結果の紹介。これによれば、大麻の依存症が9%で、アルコールの15%、たばこの32%よりあきらかに低いんですね。最近、大麻の依存症を問題にする報道が多いじゃない。でもデータはちゃんと低いこと証明してるんだよね。
次に、医療大麻の紹介をはじめてしてる。(前に日本版ローリングストーンでカリフォルニアの医療大麻を特集した記事はあったけどね)
スペインや、イスラエルで医療大麻を認めてて、ヨーロッパでも見直されつつあるってね。そんな中、日本では今絶対ダメで、そのことを大麻の害を訴える研究者たちの中でさえ「医療大麻は合法化すべきだ」という意見も上がっていると書いている。
又、岡野弁護士の話で、「現在の法律では、ライセンスを取れば大麻を所持、栽培、使用できます。その幅を医療大麻に広げればいいと思います。」というのがあって、これはなるほど目からウロコでした。
つまり、現行の法律をかえずに、ライセンス取得を簡単にすれば、まあ実務的には特定の医療機関でですよ、診察して、はいってライセンス与えるような、そうすれば、実質大麻の解禁ですよね。今、アメリカ13州がそうなってるようにね。案外これが実現早いかもね。
最後に画期的に良かったことは、アメリカのメディアネットワークで「オバマ大統領のチェンジアイデア」を募集したところ7,847アイデア中、大麻使用の合法化が約2万票取って1位となったのを紹介したこと。今、正に大麻解禁に時代が流れている中、日本の他のマスコミはこの問題にいねむりしてる場合じゃないってこと教えてくれてるんだね。
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