「あんはっぴいえんど」なニッポン

投稿日時 2009-02-20 | カテゴリ: 白坂の雑記帳

なんだかもうどーしよーもなく、ひどい国になってきたもんだ。
元はっぴいえんどの鈴木さんが大麻で逮捕され、『この日に同バンドのアルバム「はっぴいえんど」と「風街ろまん」の復刻盤を発売したポニーキャニオンは緊急で対応を協議。急きょCD出荷を停止』だそうだ。
●鈴木が大麻で逮捕…「はっぴいえんど」出荷停止に/スポニチ 2-19

いったい、何が問題でこれほどのバカ騒ぎになっているのか。人を殺めたとか、著作権で詐欺をやったとか、誰かに被害が及んだならまだしも、鈴木さんの活動や作品を全否定するような犯罪だろうか。

もう10年くらい前になるだろうか。NHKのBSで、細野晴臣さんがネイティブ・アメリカンを訪ね、長い時間を費やして行われる儀式を体験する番組があった。その最後、大地に沈む夕日を前に立ち、明らかに大麻だと思われる「タバコ」を一服して、細野さんは感動して涙していた。

大麻の事実を知るアーティストのみなさん、そろそろ声を上げる時が来ているのではありませんか?素晴らしい楽曲を私たちの社会に提供してくれていた鈴木さんを見殺しにしていいのですか?大麻の事実を知っていながら、アホな世相に背を向け続けることで、ますますこの国は劣化していくのではありませんか?

山梨では、大麻を吸ったということで、県の臨時職員が懲戒免職になった。
●大麻吸引:レイブで大麻吸引、県臨時職員懲戒免職/山梨 毎日新聞 2-19

県は18日、鳴沢村で開かれた「レイブ」と呼ばれる野外音楽パーティーで大麻を吸引したとして、県の臨時職員を懲戒免職にした。県職員による不祥事が相次ぐが、麻薬使用による懲戒処分は初めて。県民の信頼をさらに失う結果となった。

大麻は麻薬じゃねーし。

このレイブを巡っては、県警の尿検査に応じた参加者27人のうち20人から薬物反応が出て、コカインなどの薬物を使用したとして6人が逮捕された。臨時職員の尿からも大麻の陽性反応が出て、県の聴取に「たばこのようなものが回ってきて吸った。大麻らしいという認識はあった」と認めたという。大麻取締法には使用についての規定がなく、刑事責任は問われないが、県は「県民の信頼を著しく損なった」などとして懲戒免職とした。果樹試験場長も口頭訓告とした。

大麻取締法には使用を罰する規定はなく、刑事責任は問われないのに、懲戒免職。これはつまり、事実上の使用罪適用ではないか。

重要な国際会議の記者会見でべろべろに酔って世界中に醜態を晒した国辱大臣こそ、国会議員を懲戒免職にすべきではないのか。
あほー総理大臣は、予算も通らないままオバマに会いに行くそうだが、何しに?爪のアカでも煎じてもらうのか?
かつて小泉は参院で郵政民営化法案が否決され、びっくり仰天、衆院を解散した。あほー総理も郵政選挙で得た衆院の3分の2など使わずに、参院で補正予算案が否決されたら衆院を解散してはどうか。もー政権交代しかないだろ。この国のあまりの劣化、あんはっぴいえんどをリセットしなければ、アマテラスは岩屋にこもったまま、お先真っ暗なニッポンだ。
開け、護麻!麻焼けどっと、ニッポン!

もはや大麻しかない。





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