サイゾー 3月号【今週のマスコミ良かった大賞】
相次ぐ大学生の「大麻」摘発 裏にはお役人の点数稼ぎ
記事によると、昨年からの大麻摘発が増えたのは、種子のネットでの購入が容易であるのとか、レイブなどの大麻が流通するようなイベントが増えたということもあるが、取り締まる側の事情もあるという。
麻取、厚労省の役人である彼らにも警察官同様に検挙のノルマが課せられているというのだ。で、このノルマの達成は、出世や待遇、休暇や人事移動などすべてにかかわってくる。
そして、近年、覚せい剤の北朝鮮ルートがダメになってきてる関係で、覚せい剤の検挙数が減っており、その帳尻合わせに大学生の大麻摘発に力を入れているというのだ。 それも、インパクトが強い有名私大をねらってね。有名国立大だと、各省庁のトップの出身校だったりしてまずいんだと。
サイゾーの見解はね、役人は自分の点数稼ぎのためにそんな弱い者いじめみたいなことやめろよと言ってくれてるわけ。大麻に手を出す方も出す方だけど~とまくらことばはつけてるけどね。
さて、日本はいつまで、被害者不在の罪で一般人を逮捕するんでしょうね。
大麻取締法オリジナル版のアメリカでは、医療大麻で取り締まるのや~めたと決定したそうじゃない。
医療大麻を主張しつつ、ほんとは嗜好品として吸いたいだけなんだろうと鬼の首をとったように攻めてるつもりの人がときどき現れますが、いいじゃない、嗜好品が目的であっても。医療大麻は生存権にかかわってくる深刻な問題だからまずはじめに主張してるだけ。
あ~そのとおり、嗜好品として解放してほしいわけですよ。あなただって、嗜好品好きでしょう。
酒にたばこに、これらやらないにしても、カレーライスやかつどんや、スパゲッティ、なんでもいいよ、人それぞれあるわけじゃない。何でそれを、国が勝手に禁止にできるわけ。
たとえば、それをやると人を襲いたくなる成分がふくまれてるとか、吸ったら脳がちょっととけるとか(これも究極には個人責任でやるべきと思うが)、ねえ、ないでしょう。そういうの。
これからさあ、嗜好品の禁止品目は毎年変えるってのどう。ちょっとためしにさあ。今年は大麻、来年は酒、その次の年がたばこで、その次はカレーライス。もちろん、かくれてその年の禁止品食べたり飲んだりしたら、牢屋に入れられて、実名と顔写真をテレビで公開されてね。
それが平等なあるべき民主主義社会じゃない。
(※THC編集部注)昨年11月、こんな報道もありました。
鋭意捜査の背景には政府が地方厚生局、建設局など中央省庁の出先機関を統廃合する計画が進んでいることとも無縁ではないという。
大麻集中摘発のウラ事情/内外タイムス 2008年11月26日(水曜日)
各自治体には警察があって、麻薬や大麻の摘発もしているのだから、同じような仕事をする部署を中央省庁に置くことはない、という話は、かつて国会でも取り上げられたことがあります。現在、お役人の仕事を確保するだけの目的で設置されているような、地方に配置された中央省庁の出先機関を、無駄な二重行政として見直す動きがありますが、麻薬取締部が一生懸命に大麻を摘発して点数を稼いでいるのは、そのような背景もあるのでしょうか。
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