クローン病という難病の自己治療目的で大麻を所持していた成田さんの初公判が昨日あった。
本人のブログで簡単な報告があり、麻枝さんのブログでも解説されている。傍聴したTHC関係者の簡単な感想を以下に紹介しておきます。
今日は起訴事実と証拠品の確認、検察側及び弁護側の冒頭陳述が行われ、検察側から、成田さんの病状についての証拠として、診断書やカルテ、そしてクローン病の治療・症状の緩和に大麻が有益である証拠を求められ、次回から論文や証人によって証拠を示していくというところで、今日は終わりました。
傍聴人は30人ぐらいでした。
証拠品の確認で、ハシシ3gが示され、「これはあなたの物ですね」「はい」の次に、「これを欲しいと思いますか」と質問され、成田さんはちょっと返答に困っていました。
シャブの裁判や、大麻裁判でも弁当持ち狙いで反省しているフリだけするような場合には、「要りません。もう二度とやらないことを誓います」と言うところなのでしょうか。
いよいよ始まったというところでしょうか。弁論の準備など、大変かとは思いますが、画期的な判決が出るといいですね。
次回の公判は4月16日(木)13時30分とのこと。私も傍聴しようと思っています。
3/14追記
カンナビストのサイトにも成田さんの裁判について報告が出ていました。『カンナビストは成田さんの医療大麻裁判を支援する会を全面的に協力して、裁判を支援しています。』とのことです。
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