漢方でも古くから大麻の薬効が知られていたようだ。
神農本草経という中国最古の生薬書がある。後漢~三国時代(紀元100-200年ごろ)に成立したといわれる。そこに大麻の記載がある。
●日本薬理学会 神農本草経についての解説
神農本草経では、生薬を上品・中品・下品に分けている。
上品:養命薬(生命を養う目的の薬)で、無毒で長期服用可能。
中品:養性薬(体力を養う目的の薬)で、使い方次第で毒にもなるので注意が必要。
下品:治病薬(治療薬)で、毒が多いので長期にわたる服用はよくない。
神農本草経について、データベースがあった。
●薬膳net
大麻は上品に分類されている。やはり毒性は低いと認識されていたようだ。
このデータベース105番 麻xx痢覆泙佞鵝法.▲蟻臻磴硫屬箸△襦・br />
薬効:主五労七傷、利五蔵、下血寒気。多食令人見鬼狂走。久服通神明軽身。一名麻勃。麻子、味甘、平。主補中益気。久服肥健、不老神仙。生川谷。
残念ながら漢方や中国語についての知識に乏しく正確な意味が分からない。もしわかる人がいたら教えて下さい。
『主五労七傷、利五蔵、下血寒気。』とは、五労七傷(五の臓の衰えや七種類の病気)・五臓・下血寒気に良いということ?
『多食令人見鬼狂走。』とは、たくさん食べるとお化けを見て狂ったように走るということ?副作用の記載?
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