マリフアナの成分、がんの増殖を抑制=スペイン研究

投稿日時 2009-04-02 | カテゴリ: ニュース速報

世界では大麻の医学的研究が進んでいるのに、日本では「大麻汚染」が進んでいるのは何故だろう。


マリフアナの成分、がんの増殖を抑制=スペイン研究
4月2日14時37分配信 ロイター


[ロンドン 1日 ロイター] マリフアナの有効成分が、がんの増殖を抑制するというスペインの研究結果が、1日発行の医学誌ジャーナル・オブ・クリニカル・インベスティゲーションに掲載された。
マリフアナに含まれるテトラヒドロカンナビノール(THC)という成分をがんを発症しているマウスに投与したところ、腫瘍(しゅよう)の成長が抑制され、オートファジーというプロセスの中でがん細胞が破壊されたという。
研究に携わったマドリードのコンプルテンス大学のギリェルモ・べラスコ氏は「今回の研究で、THCを治療効果のある安全な方法で投与すれば、がん患者にも役立つ可能性があることが示された」と述べた。
マリファナの健康への影響を調べた研究はこれまでにも多くあり、心臓発作や脳梗塞(こうそく)、がんのリスクを高めるという研究結果も出ている。一方で、アルツハイマー病の予防に役立つとの報告もあり、多くの医師がエイズ患者の体重増加などに役立つとの認識を持っている。
研究チームは、脳腫瘍の患者2人にも臨床試験を行っており、THCの投与でオートファジーが確認されたという。

大麻の医学的な研究を禁じている日本は、この分野で世界から取り残されている。
昨年、沖縄の製薬メーカーが、大麻の薬学的研究を認めるよう厚労省に免許申請したが、厚労省はこれを拒否している。なんと馬鹿げた国賊的な官庁だろう。大塚製薬は、アメリカで大麻抽出薬の開発を行っており、販売を計画している。厚労省は、合成THCだけでなく、大麻そのものを医学的に研究できるよう、法整備すべきだ。マスゴミも、いつまでも「大麻汚染」などという大本営発表を垂れ流すのではなく、世界的な現実に目を向け、事実に基づく報道に立ち返るべきだろう。





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