厚生労働省に対する行政文書開示請求(情報公開請求)への回答文書が、4月3日付で届きました(厚生労働省発薬食第0403006号)。
開示を求めた文書のうち、『諸外国における大麻の医薬品としての取り扱いについて、大麻取締法を所管する厚生労働省として収集している資料・文献・法令などの文書。 』については、次のように不開示となっています。
なお、「諸外国における大麻の医薬品としての取り扱いについて、大麻取締法を所管する厚生労働省として収集している資料・文献・法令などの文書」については作成・取得しておらず、これを保有していないため、不開示とした。
海外では、大麻の成分について、次々と新しい研究結果が報告されていますが、日本では、国民の命に関わる行政を司る厚労省が、大麻の医療的な利用についての情報を収集すらしておらず、国内での研究すら禁止しています。それでいて、厚労省や天下り財団法人は、税金を使って大麻の有害性を周知教育しているのです。官僚支配政治の一端が、象徴的に、ここにも見られるということでしょう。
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