ニューズウィーク 4/15号 【今週のマスコミ良かった大賞】
麻薬震源地はメキシコだ
クリントン政権で麻薬戦争で指揮をとったバリー・マッカーフリー退役陸軍大将のインタビューです。
かつては、南米といえばコロンビアだったんだけど、今はメキシコだって。
で、このアメリカとの国境3200キロに10万人の売人がいて、それに対応する警察官は300人だって。
なので、この国境管理に4万5000人をあてて、メキシコの国内政策にも人的経済的支援をすべきだって。
オバマさん言ってやって。
「どこにそんな金があるんだ~。この経済大ピンチの時に。アフガンへの1万7000人の兵の増派だけで精一杯なんだよ。だいたい、アメリカの麻薬政策はうまくいってないだろう。毎年毎年莫大な予算をつぎこんで、大麻だけで年に70~80万人もの逮捕者がでる世界一の麻薬大国じゃないかあ。もう、薬物政策は変更だ。オランダを見よ。ソフトドラッグは解放政策をとってるのに、周辺国より使用率は低いそうじゃないか。ってことは、取り締まりに金をつぎこんでも無駄ってことだ。その分、更生や教育にお金をまわせ。」
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