栽培道具を売っても逮捕される世の中がそこまで来ている
投稿日時 2009-05-10 | カテゴリ: 白坂の雑記帳
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大麻所持容疑、13人逮捕 ネットで種買い、育てる
2009年5月8日16時52分
輸入雑貨販売会社から購入した大麻種子を育て、乾燥大麻を所持していたなどとして、福岡県警は8日、県内に住む25~47歳の会社役員や飲食店経営、美容師の男ら13人を大麻取締法違反(所持)の疑いで現行犯逮捕したと発表した。
薬物銃器対策課などの発表によると、13人は今年2~5月、自宅や車の中などで乾燥大麻を所持した疑いが持たれている。乾燥大麻約200グラム、大麻草5株、種子約500粒、栽培道具や吸引道具などを押収した。
13人はいずれも、神奈川県警が摘発した東京都内の輸入雑貨販売会社からインターネットを利用して種子を購入していたという。同社の顧客リストをもとに、福岡県警が捜査し、2~5月に逮捕した。
あいかわらず、大麻の種を売った者や、買って栽培した者が逮捕され続けている。種屋に残っていた名簿は、警察やマトリ(麻薬取締官)にとって、宝の山だ。種の販売に際して、栽培のアドバイスなどをすると、購入者が大麻を栽培すると知って売ったとして、栽培を幇助した罪として逮捕される。だから、種を売っていた者たちは、多くの場合、「観賞用」の種として売っていた。栽培のアドバイスなどしないのが鉄則だったろう。しかし、まぁ、種を買った者は、多くの場合、「鑑賞」などせず、栽培しているだろうから、顧客リストは、警察やマトリにとって、栄養(予算)満点のおいしい芋蔓である。
最近受けた相談で、警察やマトリの魔の手が、どんどん伸び続けていることを知った。
これまで、大麻の種を売っていた者が逮捕されるニュースはあったが、これからは、栽培道具を売った者にまで逮捕が及ぶことになるかもしれない。
まだ詳しくは書けないが、大麻を栽培することを知りながら水耕栽培の道具などを売ったとされて、園芸道具の販売者が、幇助の罪に問われかねない状況が起きている。
悪いのは警察国家を志向する現在の政権や、ジャーナリズム不在のマスコミなのであって、日本は本当はもっといい国であれるのだと、思い込みたい、が、これまたなかなか難しい。
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