週刊金曜日 6/5号 【今週のマスコミ良かった大賞】
きんようぶんかどくしょ
麻薬の文化史 女神の微笑み DCAヒルマン
麻薬と人の関わりに冷静で新たな視座
西洋社会と麻薬の関わりを文化史的にみていく貴重な1冊。これまでのカルチャー的な麻薬本と全く違うとのこと。
北原みのりさんによる書評だね。
彼女のコメントが良かった。
大麻で大学生とかが逮捕されると、ただその行為が悪いと執拗に繰り返すのみで、大麻自体について全く検証しないジャーナリズムって何だろう。
そうそう、それですよね。我々が日ごろ感じてること。
ジャーナリズムに携わってる方もそう感じてきてる。てことは私の頭もOKだった。
彼女はこうも言う。
薬を使って精神をちょっと変える。これって犯罪なの?
ねえ。
麻薬という言葉に過剰に反応するばかりで、麻薬そのものについては思考停止する社会。
まずはここに気づきましょう。この疑問を持ちましょう。
そしてジャーナリズムにちゃんと本来の仕事をするよう要求しましょう。
これが、正しいことです。
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