『薬物「合法化」で警官汚職防止!?見逃す見返り要求抑止』朝日新聞 8月22日 朝刊
『メキシコで20日、少しの量なら薬物を持っていても罰せられない新法が施行された。マリファナなら5g未満、コカインは0.5g未満、覚せい剤は0.04g未満など。』
新聞によると、合法化により警官のわいろ要求の悪習もなくなるとの読みからの立法措置とのことだが、麻薬戦争に疲弊していた現カルデロン大統領が前から唱えていた一部解禁がようやく成ったというところだ。
アメリカの圧力でなかなか実現できなかったというか、できないと思ってたけど以外に早く実現化したね。アメリカ自体が今、中から解禁が進んでるからね。
これで、アメリカはカナダとメキシコという解禁国にはさまれる形となった。アメリカも取締り大変です。メキシコとの国境は3200キロ、売人10万人だからね。まあ、アメリカでは医療大麻は取締り外とのことで、広がり見せてるし、カリフォルニア州オークランドでは大麻事業への課税が成立したようで、かつてのように大金つぎこんで、まあ大麻のばやいはね、取締り続けてくことが意味あることなのか疑問になってきてるが。
ヨーロッパの大半の国が大麻に関して非犯罪化された中、今のトレンドはアメリカ大陸です。メキシコと時同じく、ブラジル、コロンビアの元大統領も一部麻薬の解禁を求める声明を発表してたからね、この流れは大陸全土に波及していくと思われます。
そして、その波がアジアに波及するのは、そんなに遠い将来のことではないという気がします。
少量の薬物所持は処罰なし メキシコ新法、汚職防止狙う
2009年8月21日23時28分
【ロサンゼルス=堀内隆】メキシコで20日、少しの量なら薬物を持っていても罰せられない新法が施行された。メキシコメディアが伝えた。狙いは警察の汚職防止。少量の所持を合法化してしまえば、それを見逃す見返りに警官がわいろを要求するというメキシコの悪習もなくなる、との読みからの立法措置だ。
この法律によると、持っていても刑事罰の対象にならないのはマリフアナなら5グラム未満、コカインは0.5グラム未満、覚せい剤は0.04グラム未満など。ただし少量の所持が3度見つかった場合は、リハビリを受けなければならない。
06年に就任したカルデロン現大統領のもとで、メキシコの麻薬対策は国内の麻薬組織を掃討する作戦に力点が置かれ、個人が少量の薬物を持っていても現実に刑事訴追されることは少なかった。ただ、その判断は現場の警察官にゆだねられていたため、汚職が起きる余地が大きかった。
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