NHKの「なぜ市民が大麻を ~違法薬物ネットワークを追う~」を見て当サイトにアクセスして下さった方、NHKが報道する大麻の有害性は嘘と誇張に満ち満ちています。NHKが番組で引き合いに出していた世界保健機関の大麻レポートでは、大麻の害について、まだ分からない点が多いので、さらなる研究が必要だと述べているのです。欧米の科学者たちも、大麻はアルコールやタバコほど害がないと報告しています。
NHKをはじめ、日本のマスコミは全く伝えませんが、現在、世界の流れは大麻の非犯罪化から合法化へと向っています。大麻弾圧の総本山はアメリカ連邦政府ですが、G8各国で少量の大麻所持を懲役刑という厳罰で取り締まっているのはアメリカ連邦政府と日本だけです。アメリカでは13州が州法によって大麻の個人的な使用を非犯罪化しており、医療的な利用も13州が制度化しています。
大麻には、がん細胞の増殖を抑制する働き、アルツハイマーの進行を抑制する働きなど、実にさまざなな医療効果があることも分かってきており、多くの国では大麻が医療目的で利用されています。最近では、新型インフルエンザの症状を抑える効果があるとして、アメリカの大麻製薬メーカーが連邦政府に原価での提供を申し出てもいます。
日本の大麻弾圧政策は世界的な現実に照らすと、異常極まりないのです。大麻で逮捕される人は増えていますが、いったい彼らが誰に、どのような危害を加え、被害を与えたでしょうか。誰にも迷惑すらかけていないのに、少量の大麻所持や栽培で逮捕され、そのことによって本人だけでなく、家族も辛く悲しい思いを強いられているのです。
大麻の医学的事実、海外の現実に関しての詳しい情報は、「初めての方にお読み頂きたい記事」のコーナーや、カナビス・スタディハウスを読んでみて下さい。日本で公に周知教育されている大麻情報は、まったく医学的根拠もない15年前のアメリカ製薬物標本の説明書を翻訳しただけのものです。それを輸入して売っていたのは、厚労省の天下り公益法人で、この問題は、他の多くの社会問題と同様、自己保身しか考えていない役人たちと、その言いなりになっているNHKなどのマスコミによるプロパガンダに過ぎないのです。
ぜひ、ご自身の目と頭で、医学的な事実、海外における社会的な事実を確認し、本当の問題は何かを冷静に考えてみて下さい。
●英下院科学技術委員会:アルコールは大麻よりもはるかに害が大きい
●反大麻研究の中心、国立薬物乱用研究所(NIDA)のジャック・ヘニングフェィールト博士による評価
●カナビス(大麻)はアルコールよりも安全な選択/カナビス・スタディハウス
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●なぜ市民が大麻を ~違法薬物ネットワークを追う~
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