クーリエジャポン 10月号【今週のマスコミよかった大賞】

投稿日時 2009-09-15 | カテゴリ: 今週のマスコミよかった大賞

クーリエジャポン 10月号
ニュース・アラウンド・ザ・ワールド
USA:カリフォルニア州に学ぶ「大麻合法化」で何が起きる?
シュワ知事も検討中・・・


カリフォルニア州メンドーチ郡で大麻が栽培されはじめたのは40年前です。広大な土地に人はわずか。そこにヒッピーが集まり、大麻の栽培を始めた。いなかなので、警察もおおらかで、彼らは半ば公然と大麻の栽培をすすめた。
1970年にヘロインと同様に大麻が規制物質のランク1に指定されたのは、医療的な価値がないとされたからだが、これに医師たちが反発した。緑内障にも喘息にもきくじゃないの。そのため、96年に住民投票を経てカリフォルニアで医療大麻の合法化が成立した。
これを受けたメンドーチ群で「条例G」が発令された。これは大麻を医療的に必要とみとめたれた者は、自分で25株まで栽培できるというもの。

で、タイトルの何が起きるているかということだけど、タイトルから期待されるような大きなことは起きていないように思います。
大麻のにおいがくさいとか、子供が大麻のにおいをさせて学校にきたとか、栽培地に入り込んだ人が銃撃されたとか、家宅侵入が1年で24件から40件にふえたとか。

まあ、大変とは思うけど、タイトルから見ると大麻を吸った無差別殺人が発生したとか、大麻のよっぱらい運転で人身事故が多発しているとか、大麻を求めて人が押し寄せて街がパンクしたとか、そういうのならねえ。
なんか、いなかの少年探偵事件簿みたいなのしかおこっとらんじゃないですか。おおげさだねえ、もう。

まあ、こんなかんじでねえ、ちょっとした混乱を経ながらアメリカでは合法へと動いてるようですわ。





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