オランダでコーヒーショップの利用制限法案提出か

投稿日時 2009-09-19 | カテゴリ: NORML News

オランダ: 議員らがコーヒーショップの利用を制限する法案を準備している可能性
2009年9月10日オランダ:ハーグ

オランダの大臣らは、認可を受けた「コーヒーショップ」を合法的に訪れて大麻を購入する事が出来る者を制限するような法案を成立させる事を目論んでいる。水曜、複数の国外メディアに議事録がリークされた事で判った
議事録によると、オランダの議員らはコーヒーショップの利用をオランダ国民に限るような法案を提出するかも知れないとの事だ。そのような「会員制」制度は、今秋、国境の街マーストリヒトで試行される予定になっている。

立法委員会は7月、オランダのコーヒーショップを「国内専用」にするよう提言していた。
オランダの法律では、認可された事業者は18歳以上の顧客に5グラムまでの大麻を販売する事が出来る。提案されている修正案では、将来の最大販売量を3グラムにまで減らす事とされている。

(より詳しい情報については NORML 事務局長 Allen St. Pierre (202)483-5500 にお問い合わせ下さい。)

Source: NORML News Blog
Netherlands: Dutch Lawmakers May Limit Coffee-Shop Access
September 10, 2009 - The Hague, Netherlands


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翻訳とコメント by PHO

はあ…、何という事だろう…。これではコーヒーショップ店主はともかく一般のオランダ人には本気で反対する理由が無いではないか。黙認されるのではない、法的にも大麻の購入・喫煙が合法である国は現状では数が少ないというのに。

ここから導かれる最悪のシナリオはこうだ。これまで大麻が黙認されてきた全ての国々で、大麻の販売が条件付きで合法化される。その条件とは、勿論、「国内限定」である。そのようにして世界の国々のコーヒーショップはリスクを負ってまで外国人に販売する理由が無くなり、そして日本では相変らず「乾燥大麻 0.5 グラムの所持」で逮捕、投獄されるのだ。有り得ないと思うだろうか? しかし可能性だけなら何だって言える。

私とて本気でこんなシナリオを信じるわけではない。世界とはそこまで画一的なものではないからだ。それに記事には「議事録がリークされた」とある。リークしたのは誰か? 恐らくそれはこの法案に反対する立場にある議員もしくはその周辺であろう。そう簡単に法案が成立するような情勢でない事を願いたい。





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