大麻での2008年の逮捕者はこれまで報告された中で二番目に多い
2009 年 9 月 17 日 - アメリカ合衆国、ワシントン DC
ワシントン DC: 連邦捜査局が月曜に発表した年鑑の統一犯罪白書によると、2008年には 847,864名のアメリカ人が大麻のために逮捕された。大麻に関連する犯罪で 2007年に逮捕された者は872,721人であり、この時に比べると3パーセント減少していたのだが、相変らずこの人数はこれまでに発表された年間の逮捕者の中で二番目に多い。
この最新の白書によると、アメリカ合衆国全体でのドラッグによる逮捕者のうち、大麻によるものはおよそ半分(49.8 パーセント)を占めている。
大麻のために逮捕されたアメリカ人のうち、およそ89パーセント、754,224人が単純所持によって起訴された。残りの 93,640 人は『製造・販売』であり、この分類はいかなる種類の栽培をも含む。個人的な使用の為であっても、医療用であってもだ。
大麻による逮捕者はアメリカ中西部および南部に最も多く、西部に最も少なかった。
(より詳しい情報については、NORML 事務局長 Allen St. Pierre (202)483-5500 もしくは NORML 副事務局長 Paul Armentano [paul@norml.org] にお問い合わせ下さい。)
updated: Sep 17, 2009
Source: NORML News
Pot Arrests For Year 2008 Second Highest Total Ever Reported
September 17, 2009 - Washington, DC, USA
翻訳とコメント by PHO
大麻のために年間 84 万人も逮捕していたのでは「自由の国」の名が泣く。そんなに逮捕してどうするつもりなのだろう。去年より 3 パーセント減ったとあるが、これでも多過ぎる。今後のアメリカでは大麻の合法化が進められて行き、いつの日か減少率 100 パーセントになるのだろうか。そもそも日本の大麻政策がこんな有り様になった原因の一部はアメリカにもあるのだ。今更その事で恨み言を言いたくは無いが、せめて自由の手本を見せてくれ。
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