文科省:高校指導要領で大麻を教えるのは平成25年度から

投稿日時 2009-10-08 | カテゴリ: 文部科学省との対話

今年8月、薬物乱用対策推進会議は、「第三次薬物乱用防止五か年戦略のフォローアップ」と題する報告書を公開している。
そのなかに、文部科学省が担当する施策として、次のように書かれている。

平成21年3月に改訂された高等学校学習指導要領「保健体育」において、現行の麻薬、覚せい剤に加え、新たに大麻を扱うものとし、大麻の有害性・危険性に関 する指導の充実を図ることとした。

文部科学省が高等学校の学習指導要領「保健体育」で、高校生に教えることにした大麻の情報とは、どのようなものなのか。10月1日に、担当部署である文部科学省スポーツ青少年局学校教育課に訊いたところ、確認して連絡を頂くことになっていた。
先日、ご担当から連絡があり、この件については、「平成25年の4月から教科書に反映されていくことになります」とのこと。現在のところ、どのような内容を指導するかについては決まっていないらしい。ただ、現在でも教科書によっては「主な乱用薬物」として、覚せい剤などと共に大麻について触れているものもあるそうだ。

平成25年4月から使われる高校生の「保健体育」の教科書では、誇張した有害性ではなく、科学的に根拠のある情報と、医療的な価値についても公正に触れてほしい。根拠もない脅し文句では高校生の信用と信頼を失うだけだ。





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