チャリファナ青春旅行記(7)南米編 -パタゴニア-

投稿日時 2009-10-13 | カテゴリ: チャリファナ青春旅行

2003年1月、日本からするとまさに地の果て、南米大陸最南端の、ウシュアイア(アルゼンチン)へと飛んだ。成田→ニューヨーク→ブエノスアイレス、ブエノスアイレスで国際空港から国内空港へタクシーで移動して国内線でウシュアイアへと、丸二日がかりの長旅。

日本から移民された上野さんが営む宿にたどり着いたときには、もうヘトヘトであったが、優しいおばちゃんが快く出迎えてくれ、ゆっくり休むことができた。
この辺りはワイン、ビールがとにかく安く、コーラと値段が変わらない。そして、シーフードが安くて美味い!そんなところだからか、葉っぱより酒って感じで、ウシュアイアに着くなり、毎晩旅人たちと宴会三昧であった。
10日間ほど静養(?)してから、南米大陸を北上開始。ウシュアイアは天国だったが、ここからが地獄だった。南米大陸南部「パタゴニア」と呼ばれている地域は、とにかく風が強い。追い風なら良いが、向かい風では頑張って漕いでも時速10km。この方、晴れ男で天気の運は良いが、風運は悪く、何処に行っても向かい風をくらってしまう…。また、パタゴニアは人口が少なく、宿があるような町も少ないので、どうにか風を防げる場所を見つけてのキャンプ生活が続く。
こんなときに楽しみだったのが、日本から持ってきた短波ラジオ。日本にいるときなら滅多に聞くことなどない、NHKラジオを地の果てでテントでメシを食いながら聞くのが毎日の楽しみだった。

パタゴニアで一番の観光地と言えば、やはりカラファテ氷河でしょう。これを見てしまうと、ニュージーランドで見た氷河なんて…って感じで、このスケールには恐れ入りました。


[THC編集部注:司麻のチャリファナ青春旅行は、その回の内容によって、良い子のみなさんが読んでもだいじょーぶなものを公開サイトに掲載します。]





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