日本の公的大麻情報の正体(おさらい)

投稿日時 2008-10-30 | カテゴリ: お知らせ

「(財)麻薬・覚せい剤乱用防止センター」(ダメセン)のウェブサイトでは啓発資材を販売しており、そのひとつに薬物標本レプリカがある。現在は国内で製作しているが、15年前まではアメリカ・テキサス州にある反薬物団体から輸入して販売していた。

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8:薬物標本 (45×35×10cm)
販売価格: 48,000円
送   料: 実費
内   容: 乱用薬物の模造品をアタッシュケースに配列しております。

 

「ダメ。ゼッタイ。」ホームページでやダメセンが発行し、学校教育や公共施設やマスコミを通じて、日本全国に流布周知されている公的大麻情報のソースは、この薬物標本レプリカの説明書を翻訳しただけのものだ。

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ダメセンはこの薬物標本レプリカのマニュアルを翻訳して冊子にし、これも「薬物乱用防止教育指導者読本」として売っていた。エゲツない商売だ。そして、この「薬物乱用防止教育指導者読本」には、各薬物の説明は科学的事実に基づいたものではなく、反薬物を強調するための政治的な記述であるとすら書かれている。

本書に収録された主な分野及び掲載された薬物のいずれにつきましても、完璧な分析を行ったものではありません。記述はあくまで人々の注意を喚起し、問題の特定に寄与することを目的としています。従って、特定物質などに関する詳細情報をご希望の向きは直接お問い合わせ下さい。

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この公益法人の「目的」と「事業」

目的
麻薬・覚せい剤等の危害に関する知識の普及啓発等の事業を推進することにより、薬物乱用の未然防止を図り、もって国民の保健衛生の向上と社会の繁栄に寄与すること。

事業
(1)乱用薬物の精神・身体に与える影響等に関する正しい知識の普及啓発

果たしてこの(財)麻薬・覚せい剤乱用防止センターという、天下りの渡りが専務理事を務める公益法人は、本当に必要だろうか。いったいどれぼどの税金が天下りの懐に入り、どれほどの国民がこのデタラメな情報に騙されていることだろう。
ダメセンは、公益法人ではなく、公害法人ではないのか。

 






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