オークランドからのグッドニュース:マリファナ啓蒙の指針

投稿日時 2009-11-04 | カテゴリ: Marijuana Policy Project

オークランドからのグッドニュース:マリファナ啓蒙の指針
By F. アーロン スミス(F. Aaron Smith)

オークランド国際空港の法執行官は、カリフォルニアの医療マリファナ法を尊重する形で公式な方針に追随すると、週末(MMP blogへの掲載は2009/10/20)、オークランド・トリビューン(Oakland Tribune)は報告した。オークランドから出発するある一定の条件を満たした医療マリファナ患者は、8オンス以下の調製マリファナ所有では、逮捕されたり、罰せられたりすることはない。実際に、患者が医療品や処方箋を持ち込むことができるように、マリファナを機内に持ち込むことを許されている。

医療マリファナの法律を専門とし、カリフォルニアの優秀な弁護士の一人であるロバート・レイチ(Robert Raich)主導により、地元の激しい圧力団体のキャンペーンが行われ、その後、政策は実現化された。連邦政府は医療マリファナも犯罪であるとしているのだが、マリファナ所持での搭乗を規制している連邦法規は、それが「公式に認められたものである場合において、つまり、連邦、州の法律に基づいている場合」には例外を与えている、とレイチは指摘する。

連邦運輸安全局(the federal Transportation Security Administration)によって、空港セキュリティー検査が行われたが、マリファナやその他の薬物を所持している乗客らは、彼らにとって色よい政策を適応するアラミーダ群保安局へと移送されるにとどまった。

願わくば、さらに多くの患者たちが苦悩することなく旅行することができるようになるためにも、カリフォルニアの全ての空港-そして、その他12の医療マリファナが許されている州の空港-がオークランドのリードに追随してほしいものだ。

Source:MPP Blog
More Good News From Oakland: A Beacon of Marijuana Enlightenment
by F. Aaron Smith October 20, 2009


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翻訳とコメント by ゴブリン

アメリカは合衆国としての法律(連邦法)があり、州としての法律(州法)があります。日本でも、国・地方自治体としての法律があります。日本の場合は、国の法律(法令)が基準となり、その範囲内で各地方自治体の法律(条例)を作ることが出来ます。つまり、上下関係がはっきりとしています。これに対してアメリカの場合は、国と州はかなり対等な関係になります。だから、連邦法で禁止していることでも、州法で覆すことが可能になります。実際に、連邦法ではマリファナは違法ですが、ある州が「いや、非犯罪化にすべきだ」と州法で決めれば、それは尊重されなければならないのです。面白いですね。

 





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