武田邦彦中部大教授のサイトに、「日本と日本人 日本人はどうしてできるのか?」と題された随筆が掲載された。幕末の日本の風景として紹介された絵画とともに、次のように書かれている。
(前略)
日本の紅葉、囲炉裏、蚊帳、しめ縄、横綱、和服、ヤカン、神社、四季、山河・・・そんな風景や家具が私たちを日本人にしてくれる。
幕末の日本の原風景はこのようなものだった。
今でも基本的には水田も豊かな山野も残っている。でも、今、一つ重要なものが抜けている。それが「大麻」である。
大麻はもっとも古い作物として縄文時代から日本で育てられ、使われてきた。戦前まで、見渡す限りの大麻畑が拡がり、それを日本人はあらゆる所に使っていた。
そして、日本人にとって神聖な作物であるが故に、神社では伊勢神宮のお札、すべての神社のしめ縄、横綱の綱などにはかならず大麻を使用した。
大麻は日本の風景と生活に無くてはならないものである。そして日本人は一度も大麻を規制したことはない。ただ、第二次世界大戦後に、2000年に日本の歴史の中で一度だけ、他国に占領されていたことがある。
その時に「大麻取締法」というのができて、それ以来、日本の風景と生活の中から、もっとも重要なものの一つが消えた。
全文は武田先生のサイト、「日本と日本人 日本人はどうしてできるのか?」で。
|