メイン州:有権者らは医療大麻ディスペンザリーを認める法案を可決
2009年11月6日 - アメリカ合衆国メイン州オーガスタ
メイン州オーガスタ: メイン州の有権者らは火曜、10年以上前に成立した州の医療大麻法を改正すべきかどうかを問う住民投票で、これに賛成票を投じた。
五番目の提案である "Maine Marijuana Medical Act (メイン州医療大麻法)"の成立の是非については、州の有権者のほぼ 60 パーセントが賛成した。この法案は既存の州法を次のように改正するものである。まず機密情報としての患者の登録簿を造ること。医師が患者に大麻を使うように勧める事のできる条件を拡大すること。そして許可を得た患者に大麻を提供する事を助けるための、州による認可を受けた非営利なディスペンザリーの開設を許すことだ。
この法案はメイン州検察協会やメイン州警察署長協会などの法執行機関による反対を受けていた。
州の認可を受けた医療大麻ディスペンザリーを認める事について住民らは特に賛成票を投じたが、この事は火曜の投票が初めてだった。他の二つの州、ニューメキシコ州とロードアイランド州では、州に認可された大麻配布所を認めるような法案が既に通過している。
医療大麻ディスペンザリーは現在、カリフォルニア州とコロラド州で稼働しているが、これらは州による認可を受けていない。
1991年には、医師の監督を受けて大麻を使用することに州の61パーセントの有権者が賛成票を投じた。しかし、その州法では許可された患者の登録簿は作成されず、医療大麻の配布方法についての規定が存在しなかった。
現在の州法では、医師の許可を得た患者は合法的に 2.5オンス(約71グラム)まで、そして3株までの大麻を医療目的で所持する事ができる。
より詳しい情報については、NORML 事務局長アレン・セント・ピエール (202)483-5500 にお問い合わせ下さい。http://www.mainepatientsrights.orgにも情報があります。
Source: NORML NEWS
"Maine: Voters Approve Medical Marijuana Dispensaries Measure
November 6, 2009 - Augusta, ME, USA
翻訳とコメント by PHO
もう、お馴染みのニュースになってきた。今度はメイン州で医療大麻だ。しかもこの州では最初に認められたのが 1991 年。18 年も前である。それにしても住民投票。住民投票で州法が変わる。何という優位性だろう。
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