映画「スモーキングハイ」に見る希望

投稿日時 2009-11-20 | カテゴリ: サルパラダイスの読み

映画「 スモーキングハイ」に見る希望

映画は、現代の世を往々にして反映しているものと思われるが、そこから人類、あるいは作り手の未来の世界への希望が感じられることも多々あります。
大麻に関して言えば、アメリカ映画にその思想、方向性がさりげなく登場してるのが時々見受けられます。
スティーブン・ソダーバーグの「トラフィック」はメキシコとの国境での麻薬取引最前線の模様をスリリングに描きつつ、現麻薬政策がすでに破綻していることを見事に見せ付けてくれてたし、主演が同じマイケルダグラスの映画「ワンダーボーイズ」で彼は、医療大麻の恩恵を受けるカリフォルニアの大学教授を演じている。この教授、映画に出てる間、常にマリファナを吸っている。知り合った青年にマリファナを勧めるときなど、「食事の前に吸うといい、めしがうまくなる」なんて具合です。
ジムジャーウィッシュの「ブロークンフラワーズ」では、主人公の隣人が吸ってるとこを幼い娘に見られて、「ママ、パパがタバコ吸ってるよ。」などと咎められると、「違うんだ。これはマリファナなんだよ。だからいいんだよ。」と展開する笑えるシーンがある。

これら映画は、現代の大麻がオープンになって解放されてくムードを反映してるとも言えるし、作者の大麻に対するメッセージとしても感じられる。
もう、大麻くらいいいじゃんってねえ。

さて、大麻を真正面から扱った映画「スモーキングハイ」、遅ればせながら、私、最近見ました。
これもなかなか面白かったですよ。B級映画の域を出なかったのは残念ですが。オレとしては、もっとハイになったときの変化ぶりを面白く描いて欲しかった。
でも、作者のメッセージは痛いほどつたわってきます。

主人公が大麻吸ってるとこに、婦人警官がきたら、彼そのまま吸い続けて、オレは吸ってるだけだ、精神疾患にいいってきいてるんだなんて。でも、未成年に売りつけるはダメでしょうって警官。
金がなくなって、その高校生に売りつけるシーンでは、葉っぱ以外はダメ、ヤクに手を出すな。コカインとか、なんて。わかってるよ、うるせえなって高校生。

最も監督のいいたかったのはこれかってのは、はじまって5分くらいで出てくるシーン。 主人公がラジオのDJに電話で話しかけるとこ。
やあ、サム。聴いてくれ。マリファナは5年以内に合法に。でなきゃオレは人類を見限るね。
葉っぱは人類の友、何千年も前から愛されてる。
感覚がさえてセックスも超良くなるし、ゴミ映画も傑作に。
合法にしなきゃ、犯罪者がうるおうだけだし、オレらみたいな一般人が犯罪者から買うハメになるなんてね。

ねえ、わかりやすいよね。
日本の映画とかドラマでは、まだまだこうはいってないけど、オレたちはアメリカ映画もよく見るからね。
こうやって意識は広げられていく。その意識がどんどん世界を変えていくんだ。
もう少したった日本でもやってみてくれ。
ラジオかTVのワイドショーでさあ。
なあ、みのさん聴いてくれ。大麻は合法化しなきゃダメだよ。
日本では2000年も大麻とつきあってるのに、なんにも問題なかったん。
問題が起こりだしたのは、大麻取締法ができてから。
大麻は人類の味方、いやなやつとも親友に、戦争なんかやりたくなくなるし、自然にもやさしくなる。難病患者も助けるし、紙や建築材やエネルギーだって作り出せちゃう。

早く合法化へ取り組まなきゃ、今の政治を見限るね。

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