SPA 12/1号 ニュースコンビニエンス ベンジャミン・フルフォード 6位 アメリカ医師会が一転、大麻合法化を支持
1930年化学繊維メーカーの圧力でアメリカで大麻が禁止されて以来はじめて、米医師会が大麻合法化を支持したそうな。
これは何を意味するのでしょうか。
先にオバマ政権となって、連邦政府は医療目的の大麻を取り締まらないことを決めています。その上で、医師や看護士など医療関係者が大麻合法化を支持したということは、医療大麻は完全に合法化されそうですねえ。
思うのは、それに対して日本はってことだよね。
アメリカが医療を含めて大麻合法化ということになれば、日本の世論も全然変わってしまうと思います。
これからいろんな問題が起こってくるね。前に白坂さんが指摘してた、アメリカで医療大麻の治療を受けてる患者が日本に入ってくる場合、ポールマッカートニーみたいに逮捕していいのかとかね。
あるいは、現行の日本の法律で大麻所持だけで懲役5年なんてのは、海外の人権団体から非人道的だって責められる可能性もある。
また、今政府で事業仕分けやってるけど、大麻関係のもの全てが無駄で削減できるって考えも出てくるかも。麻取りの存在や、刑務所満杯に貢献してる大麻事犯、時代遅れの大麻有害教育や宣伝、もう無駄そのものよ。合法化して大麻に課税したほうがよっぽど国民のため。
そんな時、心配なのは日本の政治家や法曹界の人々の無知っぷりだ。
医療大麻という言葉が今年やっと世間にちらっと現れるようになった程度で、この情報格差は激しすぎるよ。
その責任の一番は日本のマスコミにあるのは間違いない。今まではこの問題に関してくさいものにフタ的な、要は単に無視してればよかったかもしれないけど、アメリカでの合法化はもう明日にもというような勢いです。さすがにまずい。
この問題に早急に手をつけるべきです。
日本のマスコミ、ジャーナリズムの価値が、この問題をして、来年あたり問われることになりそうだ。
大麻の問題をどうするかということをマスコミが問題提起といかなくても、情報として最低限提供してる形でないと、全くマスコミの価値無しということになりかねないです。
それでも、今年、ある程度、大麻に関して今までと違った形で扱うことができた大衆紙として、週刊朝日、週刊プレイボーイ、SPA、サイゾー、ニューズウィーク、クーリエジャポンがあったことはあげておきます。
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