厚労省からの連絡

投稿日時 2007-01-24 | カテゴリ: 厚生労働省との対話

今日昼過ぎに異議申立の件で厚労省の担当者から電話がありました。
異議申立書は届いたそうです。で、ダメゼッタイ大麻情報の原文ですが、担当部局に問い合わせたところ、原文のコピーは担当者が個人的に持っているもので、厚労省の文書ではないのだそうです。担当者とは秋篠氏のことでしょう。

おかしな話です。ダメゼッタイ大麻情報の原文が、なぜ厚労省のものではなく、秋篠氏個人の所有物なのでしょう。電話での説明によると、原文はセンターの文書なので、厚労省の文書ではないとのこと。

と、いうことはですよ、なんですか、厚労省としては原文を確認していなかった、ということですか?
それに、今回の開示文書リストには翻訳された「読本」すら入っていませんから、訳されたものも文書として確認していないということでしょうか。
藤原情報係長も「読本」を見たことがないと言っていましたが、担当部局は原文も翻訳も確認せず、日本の公的大麻情報をネット公開しているということでしょうか。

財団法人麻薬・覚せい剤乱用防止センターは研究機関ではありませんから、独自の大麻研究など行っていません。センターはあくまでも啓発啓蒙団体です。ウェブで公開する薬物情報をセンターが収集するのだとしても、それは日本の公的薬物データベースとして公開されているのですから、厚労省自身がデータの内容について確認するのは当たり前のことだし、それはお役人様のお仕事でしょう。

そもそも、本来、データ自体は担当官庁として厚労省がセンターに示すべき性質の情報でしょう。繰り返しますが、センターは研究機関ではなく、情報を周知する役割を負っているに過ぎないのです。これは麻薬対策課の大いなる職務怠慢であり、委託ではなく、丸投げです。これで情報係とは呆れた話です。

秋篠氏個人の所有物としてのコピーだけど、そのまたコピーを行政サービスとして送ることはできるとのこと。
私は個人の所有物などいらないので、原文のコピーが欲しいと言ったのですが、ないというので秋篠さんがセンターからファックスで送ってもらったもののコピーを頂いておくことにしました。
秋篠さん、すいませんね、個人の所有物まで頂いて。

異議申立の扱いがどうなるか聞くと、この電話の回答でOKであればオシマイだそうです。
まさか。ちっともOKではなく、とってもNGです。正式な文書による回答を頂くべく、手続きを続けて下さるようお願いしました。

数日中に開示文書と原文コピーが届くようです。






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