カリフォルニア医師会は「大麻の禁止は公衆衛生政策として失敗だ」と語る

投稿日時 2009-11-26 | カテゴリ: NORML News

カリフォルニア医師会は「大麻の禁止は公衆衛生政策として失敗だ」と語る
2009年11月19日 - アメリカ合衆国カリフォルニア州サクラメント

カリフォルニア州サクラメント: カリフォルニア医師会(CMA)の代表者会議は、大麻の刑事的な禁止政策は「失敗した公衆衛生政策である」とする決議文を承認した。

成立した決議文704a-09『大麻の犯罪化』では次のように述べている。「CMAは、大麻の犯罪化は失敗した公衆衛生政策であると考える。健康の見地から、大麻の使用についての現在の政策を変更する事を議論し、教育を行う事を奨励する。」
この新たに採択された CMA の決議文は、下院法案390号『大麻の管理、規制、教育に関する法律』についての議会による公聴会のスケジュールに合わせて成立した。この法案は、大麻の商業生産や21歳以上の者に対する販売を法的に管理し、これに課税する事を目的としている。

カリフォルニア州公安委員会はこの法案について一月末に採決を行うと予想されている。
(訳注: vote on には他にも「賛成票を投じる」という意味がある。文脈からも公安の立場からもそれは考えにくいのだが、原文は曖昧である。)

先週には、米国医師会が「カナビノイドをベースにした医薬品の臨床的な研究および開発を助ける事を目的として、連邦政府による大麻のスケジュール1禁止薬物指定を見直すように求める」とする決議文を採択した。この組織は以前、大麻を「継続して薬物規制法におけるスケジュール1に指定」するように求めていた。この法的な分類は、「現在米国内で治療法として認められた使用方法が存在しない」ような薬物およびそこから派生した化合物として定められている。

より詳しい情報については、NORML 事務局長アレン・セント・ピエール (202)483-5500 もしくは NORML 副事務局長ポール・アルメンターノ( paul@norml.org )にお問い合わせ下さい。

マリファナマリフアナマリファナマリファナマリフアナマリファナマリファナマリフアナマリファナ


Source: NORML NEWS
California Medical Association Says Pot Prohibition Is A "Failed Public Health Policy"
November 19, 2009 - Sacramento, CA, USA

翻訳とコメント by PHO
「健康の見地から大麻政策を議論せよ」とする決議だ。まさに正論であり、アメリカに限らず世界中の国々が、健康の為と称しながら実際にはわけのわからない観念論や道徳論を用いて罪の無い大勢の人々を監獄に追いやっているのである。これを指摘するカリフォルニア医師会の存在は私たちにとっても心強い。





大麻報道センターにて更に多くのニュース記事をよむことができます
http://asayake.jp

このニュース記事が掲載されているURL:
http://asayake.jp/modules/report/index.php?page=article&storyid=1551