11月29日。カンナビスト@関西の定例会に参加してきました。
関西在住で当会に参加したことがない方!必ず「続きを読む」をクリックしてください(^^)
参加した率直な感想としまして、アットホームであるにも関わらず、少しでも大麻問題に興味を持っている人が誰でも気軽に参加でき(参加費無料 飲食代は個別)、それぞれの考えや立場から疑問を投げかけて議論ができる場で、居心地の良さを覚えました。
しかも、この定例会では大麻問題だけではなく、数あるマイノリティの問題や思想の問題など、社会全体にはびこるあらゆる課題を、寛容の精神を持って考えていて、その寛大さに感銘を受けました。一見単純かに見えますが、そのような会を実践されてる幹事の山本奈生先生(社会学者)に・・有意義な場を設けてくださって、この場を借りて…「昨日はどうもありがとうございます。今後も活躍を期待しています。今後ともどうぞよろしくお願いします!」。
普段は4名から10名くらいが参加するそうです。昨日は8名が参加していて、立場も年齢も様々でした。今後はもっとたくさんの人が出入りして、関西を盛り上げれたらと思います。当会は毎月開催されています。
昨日あった話をいくつか紹介します。
一つは6月にみんなでアムスへ行こう!!ということです。ある程度人数を集めることができれば、航空券のみのフリーなツアーも安くつきます。現地では自由行動もありだし、仲良くなった人と行動を共にするのも良し!Freedom in Amsterdamってな感じだそうです。僕は行けるかわかりませんが、アムス体験を考えている方は、是非カンナビスト@関西とご一緒してください。現地での具体的な制度の実態や雰囲気、大麻ユーザーの特徴や「声」など、その報告レポートも知らせていただければTHCとしても幸いです。
二つ目は、大麻をどのように扱っていくべきか!?ということです。この問題(具体的な制度設計)は、全国の患者や大麻ファンがそれぞれ独自の考えを持っていて、利害関係や各種法律の問題などいろんな複雑な課題が絡み合うので、そう簡単にまとまる話ではありません。しかし、個々の意見を出し合って理想論をぶつけ合うという域を出なくとも、慎重に議論を重ねることの重要性を再認識することができました。
その他にも、大麻に関わるビジネス構築の話(R大学生による)や、逮捕時の経験談など、議題・話題は盛りだくさんでした。個人的には、カンナビスト@関西が考える、今後の実践的な戦略の話を聞けてよかったと思います。それはNPOなどの民間団体が「横」のつながりを充実させ、大麻改革の地盤を固めるといった内容です。具体的には、性同一性障害の問題を訴える団体や、漢方薬の有効活用を訴える団体など、様々な社会活動団体と協力し合い、一つのマイノリティ社会運動として行政や政治、社会に働きかけを試みるということです。山本先生のご活躍に期待したいと思います。
当会に関しては、あくまでも個人的な感想ではあります。ただ、大麻取締法改革を望む様々な団体や個人と理解し合って情報を共有していき、結果的に法改正に繋げることができる一つの大きな波として、協力し合っていくことの重要さを認識できたのではないかと思います。山本先生には、「医療大麻を考える会」のNPO法人化で発起人としても名を連ねていただくようですし、今後のさらなる協力体制が生み出すであろう真の改革を信じています。
by まさる
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