ペンシルバニアでの歴史的な一日

投稿日時 2009-12-19 | カテゴリ: NORML News

ペンシルバニアでの歴史的な一日
2009年12月2日

今日はハリスバーグにあるペンシルバニア州議事堂において歴史的な日となった。というのも大麻の医療的効用について、この要の州において、立法者による全く初めての議論が行われたのである。

ペンシルバニア(philly)NORMLとその賛同者、民主党の州下院議員マーク・コーエンと共に、2009年バリーブッシュ法、医療大麻の温情的使用法案(house bill 1393)を提出し、本日のヒアリングの実現のために働いてきた仲間たちに栄誉が舞い込んだ。


ペンシルバニア州議会議員が大麻の医療目的の実現について議論の予定
the patriot news

ペンシルバニア州議会の下院議員らは本日、大麻の医療目的使用を実現するための法案について初の公聴会を開くことにした。

保健福祉委員会はハリスバーグの議会のメインルーム140号室において、11時より、ペンシルバニア州下院議員マーク・コーエン(民主党)により提出された、ペンシルバニアにおける大麻の医療目的での使用を認可する法案(house bill 1393)について公聴会を開くことにした。

ついにペンシルバニアにおいても他の13州と同じように、癌や緑内障、エイズその他の肉体的に苦痛を伴う病に苦しむ患者に対し、医療用大麻の使用が許される時が来たのである。彼は報道発表において「重要なのは、委員会と一般の方々が、これらの患者から、医療大麻の痛みに対する効果や、心身を消耗させる多くの症状などの力強い訴えに耳を傾けることだ」と述べている。

本日の丸一日かけて行われた公聴会の様子はこちらから見ることができる。

この法案に好意的な証言をしている人々にはPA4MMJのクリス・ゴールドステイン、デレク・ローゼンウェイとPhilly NORMLの、セレント・ガーデン治療センターのED・ペン、HIVを患っているブラッドリー・ウォルター、ACLU-PAのアンドリュー・フーバー、刑事弁護人パトリック・ナイチンゲール、ニュージャージーのMS患者ジョン・ウィルソン、JSPANのブリアン・グラリニック、専門家や地方の患者らと協働して取り組んでいるマリファナ・ポリシー・プロジェクトのボブ・セペシオ、19の提案、26の証言がPA4MMJとPhilly NORMLから提出されるだろうし、専門的な提案と提言がペンシルバニアのエイズ法プロジェクトやフィラデルフィア全米弁護士協会、ニュージャージーの医療マリファナ連盟、大麻法改革に取り組む全米協会(NORML)の理事ポール・アルメンターノから提出されている。
私が書いた証言はここで読むことができる。

もし、あなたがペンシルバニアに住んでいて、1393法案の支持を州機関に表明していないなら、ぜひこちらにアクセスしてほしい。


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Source: NORML Blog
A Historic Day In Pennsylvania
December 2nd, 2009 By: Paul Armentano, NORML Deputy Director


翻訳とコメント by K-Seiji
ペンシルベニアがどれほど要の州なのか分かりませんが、おそらく他の13州全てが大麻の医療使用を認めていることから憶測すると、かなり保守的な州なのでしょうか。最後の砦が崩れかけているという感じですね。力強い証言者の津波のような列記に、13州の旗を取ってきた改革派の意気込みと、積み重ねてきたノウハウの自信のようなものを感じます。これまでの記事の流れから見て、科学的な事実の集積だけではなかなか功を奏しにくい側面も感じられるので、最後の一押しは患者の生の声を届けて、感情に訴えることも必要になるでしょう。「知らざれば憂いなきに似たり」、公聴会で知られざる事実を広く喧伝することで気運が高まれば、それが第一歩。

 





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