大麻の成分がヘロイン依存の治療に役立つかもしれない

投稿日時 2009-12-21 | カテゴリ: Marijuana Policy Project

大麻の成分がヘロイン依存の治療に役立つかもしれない
2009年12月2日
by ブルース ミルケン

神経科学ジャーナルは、大麻がより危険なドラッグ乱用の効果的な代替品となりうるという最近の報告を踏まえると特に興味深い、新しい研究を掲載した。

研究は、ラットがヘロインを自己投与するように仕込まれ、ヘロインが供給されるレバーの上で光るライトとヘロインの自己投与を関連付けるという条件で行われた。実験の様々な段階において、ラットの一部では、ハイになる成分ではないが多くの非常に興味深い特性を持ったカンナビノイドであるカンナビジオール(CBD)によって治療効果があった。
CBDはヘロインを盛んに自己投与しているラットには効果がなかったが、2週間ヘロインを断薬したラットには顕著な効果があった。断薬して回復期にあるラットは再び合図のライトを見せられ、CBDを与えられていなかったラットはドラッグの投与を求めてすぐにヘロインのレバーを押し始めた。しかしCBDを与えられていたラットでは、このヘロイン探求行動は顕著に減少し、その効果は最後にCBDが投与された後、丸2週間持続した。

研究者は「CBDはヘロインの渇望と再使用の治療法となりうる可能性がある」と結論付けた。このことはCBDを多く含んだ品種の大麻は他のドラッグを断とうとしている人に望ましいということを意味するかもしれない。

でもあなたが買う大麻がCBDを多く含んでいるか、どうすればわかるのだろう(大抵は問題はそこではないだろうが)。もし大麻が合法で規制された製品であれば、大麻にはカンナビノイド成分が表示されるかもしれない。ちょうどワインボトルに「アルコール分13.8%」という風に表示されているように。


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Source: MPP Blog
Marijuana Component May Help Treat Heroin Addiction
December 2, 2009

翻訳とコメント by とら
ヘロインその他の違法ドラッグと言わず、実害のあるドラッグのツートップであるアルコール・タバコの依存症に効果があれば、あるいは代替品となれば、それだけで十分に有用だと思います





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