ワシントンD.C.で1998年の医療大麻法実施を国が認可

投稿日時 2009-12-21 | カテゴリ: NORML News

ワシントンD.C.で1998年の医療大麻法実施を国が認可
2009年12月9日
by ラス・ベルビル

議会と上院での2010年適正法案の話し合いが完結した。これは最大規模の連邦予算案である。ワシントンDCが連邦特別区であることから、その支出の管理は国により管理されている。

1998年にDCで圧倒的支持を得て通過した医療大麻法案だが、ジョージア州の共和党議員ボブ・バーにより導かれた、議会のドラッグ戦士たちによる懸念によって、連邦の資金を開票に投入することはできなかった(これは本当で、民主党政府でも、我々のリーダー達は合法的な投票で市民が票を集めるのを阻止したのである)。それが違憲だとされ、票の集計のために資金を注ぎ込んだ結果、DCの69%が医療大麻を支持していたのである。だからバー氏は”バー修正案”を作ったのであるが、それはDCの住人が票を入れた医療大麻プログラムの実施をDCにおいて阻むものなのである。
まぁ結局、今日の2010年度適正法案によって全てが覆された。妊娠中絶や同性婚や注射針支給プログラムに加えて、政府はDCの医療大麻実現に向けてゴーサインを出したのである。

米国議会は)DCを他の50州と同じ扱いにするために、特別な規制を撤廃すべく、妊娠中絶に地方税の使用を禁止するという項目を削除する予定だ。同じように、他の州ではすでに行われている大麻の医療目的での使用についての投票の実現や、地区当局が不適切と思慮する場合以外での注射針支給プログラムへの連邦資金使用の実現の認可、それから同性婚の登録や保障のための法案への資金利用の禁止を廃止することも含まれる。

DCの医療大麻法案は、カリフォルニアで通った時と同じように開かれた文言で書かれているが、同じようにいつでもすぐにKストリートで大麻薬局を目にすることもできるのだろうか?


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Source: NORML Blog
Congress allows DC to implement 1998 medical marijuana law
December 9th, 2009 By: Russ Belville, NORML Outreach Coordinator


翻訳とコメント by K-Seiji
12年越しで、同じように積年の様々な懸案と抱き合わせで、医療マリファナにも強い光があたることになったようで、大きな前進の予感がする記事ですね。市民が市民のやりたい政治ができなかったという最大の懸案が実は背後にあるような気がします。中絶問題、同性婚問題、注射針支給による感染防止問題、放置されたいくつもの問題は放置した側の問題と裏表の関係にある。そういう点で、医療マリファナ問題の記事の背景には、いつも辛辣な政治批判が燻って通底しているように思います。

 





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