11月26日、衆院の「青少年に関する特別委員会」で、民主党の初鹿議員が薬物問題に関する質問を行っている。そのなかで、初鹿氏は、大学生などに大麻が広まっていることを憂え、発芽する大麻種子や、大麻の使用についても、法改正して規制すべきではないかと問うている。それに対し、薬物乱用対策推進会議担当の福島瑞穂大臣は、薬物全般の問題として答弁し、ダルクなどの民間団体があるが、まだまだ支援が不足しており、予防と支援についてしっかり対応していきたいと述べている。
初鹿議員は、若者に薬物乱用が広がっていることを懸念し、その対策として、大麻に関しては法を改正し、発芽する種子と使用についても規制すべきだと考えておられるようだ。初鹿議員の真摯な懸念や善意を疑うものではないが、大麻の医学的・薬学的な事実については、誤解があるのではないかと思われる。
12月16日に、初鹿議員のサイトから質問のメールをお送りしたが、直接の回答はないものの、その意味を持つ一文が12月26日付の日記に「大麻」と題して掲載されている。
(WEB魚拓:http://megalodon.jp/2013-0110-0614-07/www.hatsushika.net/modules/d3blog/details.php?bid=25 )
ご自身の活動や主張をツイッターやウェブサイトで率直に表明され、質問に対しても自らの見解に基づいて真摯に対応をされる開かれた姿勢に敬意を表しつつ、疑問点については改めて問い合わせたいと思う。
民主党 初鹿明博 委員会質問1/3
民主党 初鹿明博 委員会質問2/3
民主党 初鹿明博 委員会質問3/3
この委員会の議事録は、衆議院のサイトに会議録として全体が公開されている。
●第173回国会 青少年問題に関する特別委員会 第2号 平成21年11月26日(木)
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