アメリカで大麻合法化への支持率は上昇を続けている―全国調査において過半数が支持

投稿日時 2009-12-28 | カテゴリ: NORML News

アメリカで大麻合法化への支持率は上昇を続けている―全国調査において過半数が支持
2009年12月11日、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンフランシスコ

カリフォルニア州サンフランシスコ: 新たに発表されたアンガス・リード(AngusReid)世論調査の結果からは、過去10年の間に大麻の合法化についての国民の支持率が増加を続けている事が確認できる。

1,004人のアメリカの成人に対する全国調査では、53パーセントが大麻合法化を支持していた。この調査結果は最近のゾグビー(Zogby)世論調査に現れた50パーセント以上の支持率、およびカリフォルニアでの今年のフィールド(Field)世論調査における56パーセントの支持率と合致している。
またアンガス・リード(AngusReid)世論調査からは68パーセントのアメリカ人が『ドラッグ戦争』は失敗であったと考えており、8パーセントが成功したと考えている事がわかる。エクスタシー(訳注: MDMA)、コカイン、ヘロイン、メタンフェタミンのような、いわゆるハードドラッグの合法化を支持しているアメリカ人は10パーセント未満であった。

その他に一貫しており注目に値する統計的な傾向が二つ明らかになっている:

  • 民主党支持者および無党派層の有権者らは、それぞれ61パーセントと55 パーセントが法改正を支持している。その一方で 共和党支持者は43 パーセントしか合法化を支持していない。

  • 西部と北東部に比べると、南部や中西部では大麻合法化に対して協力的でない。

  • 「経済的に厳しい状況にあろうとなかろうと、より大麻に友好的なベビーブーム世代が影響力を持つようになって、また73年間にわたる大麻の禁止政策は有効的な課税と管理のモデルに置き換えられるべきであるとする常識が認識されるようになった事により、大麻に関する法律が大幅に改正される事を望むアメリカ人はますます増えている」とNORML事務局長アレン・セント・ピエールは語る。

    アンガス・リード(AngusReid) 世論調査のデータと集計表については
    http://www.visioncritical.com/wp-content/uploads/2009/12/2009.12.09_Drugs_US.pdf
    をご覧下さい。

    数々の大麻合法化世論調査における1995年からの上昇傾向を表すNORMLの合成グラフは
    http://stash.norml.org/wp-content/uploads/pollDec09.png
    にあります。

     


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    Source: NORML NEWS
    Support For Marijuana Legalization Continues To Grow In The United States -- National Survey Indicates Majority Support
    December 11, 2009 - San Francisco, CA, USA

    翻訳とコメント by PHO
    このようにアメリカでは大麻合法化への支持率が世論調査結果としてのデータに表れている。我が国ではデータの一つも無い。それはおそらく日本では世論調査といえばマスメディアが平日の日中に電話で行うものだからだろう。平日の日中に電話に出る事のできる者は、その大多数が主婦、もしくは引退後の老齢者であろう。彼らが大麻に関心を持っている可能性は低い。どうにかして電話とネットを併用できないものだろうか。





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