「ヤバい本 タブーな本」サイゾー 2010年1月号
「ダメ・ゼッタイ」を問い直す
ドラッグの歴史と現状を描く禁断の書
批判ばかりの思考停止を治癒する「ドラッグ語り」のフロンティア本
ヤバイ本5
批判ばかりの思考停止を治癒する「ドラッグ語り」のフロンティア本
「ダメ・ゼッタイ」を問い直す、ドラッグの歴史と現状を描く禁断の書
記事によれば今年は日本のドラッグシーンにおいて、ひときわ動きのあった年だって。のり子さんが大活躍したからねえ。って彼女、覚せい剤をちょこっと持ってただけだけどね。
そのおかげで、女性誌とかであぶりの説明なんかまで載ったりとかあったんだって。まあ、一般人に大麻と覚せい剤の違いくらい浸透したかな。大麻に関していえば、多くの人に大麻ってほんとに悪なの?って意識が種まかれたんじゃないかと思ってる。
アメリカの「ハイタイムズ」が創刊35周年を迎える一方で、「バーストハイ」が休刊となった。「バーストハイ」はドラッグを情報から経験へと高める動きをサポートした雑誌だったって。
そして、2010年は、ドラッグの快楽主義的傾向に一旦ブレーキをかけ、「ドラッグとは何か」についてちゃんと考える時期がやってくるって。
で、その助けとなる今年出版されたドラッグ本の紹介で、「麻薬とは何か」、「麻薬の文化史」、長吉秀夫氏の「大麻入門」、武田教授の「大麻ヒステリー」などがあげられている。
オレは、この記事のね、タイトルからして、ドラッグというだけで思考停止して「ダメゼッタイ」と批判を繰り返すだけでなく、これからはその本質についてしっかり考えようという呼びかけと感じましたよ。マスコミからのね。あるいは、マスコミへの。
いいんじゃない。私は来年はそうなることを期待しますよ。
大麻と聞いて思考停止してる雑誌はバカ雑誌、思考停止してるニュースキャスター、コメンテーターはバカ者と呼びましょう。ほんとうにこっけいなんだから。
ねえ、来年はちゃんとジャーナリストらしい仕事をしましょうってことなんですけど。
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