最近の世論調査によるとアメリカ人の過半数は大麻合法化を支持している

投稿日時 2010-01-07 | カテゴリ: NORML News

最近の世論調査によるとアメリカ人の過半数は大麻合法化を支持している
2009年12月10日 By ラス ベルビル(Russ Belville), NORML支援活動コーディネーター

(Angus Reid Global Monitor) Angus Reid Public Opinionによる世論調査によると、米国の成人の多くは大麻合法化を望んでいる。回答者の53%が大麻合法化を支持し、43%が反対した。エクスタシー(MDMA)、粉末コカイン、ヘロイン、メタンフェタミン、クラックコカインなどの他のドラッグの合法化を支持したのは回答者の10%以下だった。

米国における大麻使用は、定められた医学的な使用を除いて違法である。医学的な使用に許されている量は州によって異なる。少量の大麻所持に対する法執行を緩和する州法が成立した州もある。
5月に全米麻薬撲滅対策室(Office of National Drug Control Policy)の室長ギル・ケルカウスキ(Gil Kerlikowske)は、大麻合法化の動きを押すことを避けつつ、「私は大麻合法化を支持したことはないが、今回の決定で大統領の立場が明確なものとなる。」と述べた。

53%もの人が大麻合法化を支持しているのだ。この調査は全国的なもので許容誤差は±3.1%なので、標本データがよほど不正確なものでもない限り、現在アメリカ人の過半数が大麻合法化を支持していると言って間違いない。

調査での質問は「あなたは以下のそれぞれのドラッグの合法化について、支持あるいは反対しますか。」というもので、それ以上の説明はなかった。大麻に対して課税することにより見込まれる経済的な利益や、刑事司法を改正することについての論点などの後押しなしに、「合法化」という、厳格な大麻薬局から、開かれた栽培者市場に至るまで、様々な範囲の状態を表しうる包括的な用語だけで、言い換えれば最も低い支持率を得るような質問で、我々は53%もの支持を得たのだ。61%の民主党支持者と55%の無党派層が合法化を支持し、一方で共和党支持者で合法化を支持したのは43%だけだった。

「『ドラッグ戦争』という言葉は米国政府による違法ドラッグ取引を減らすための取り組みを表現するのに使われてきました。あなたが見聞きしたり読んだりしたことから判断して、あなたは『ドラッグ戦争』を成功あるいは失敗と評しますか。」という調査の別の質問では、68%のアメリカ人が失敗と答えた。民主党支持者と共和党支持者の2/3、無党派層の3/4以上が失敗と答えた。政治的および地理的な回答者層に関係なく、回答者の約70%は「アメリカは深刻なドラッグ乱用の問題を抱えており、それは国全体の問題だ。」と回答した。


マリファナマリフアナマリファナマリファナマリフアナマリファナマリファナマリフアナマリファナ


Source:NORML NEWS
According to new poll, majority of Americans support marijuana legalization
December 10th, 2009 By: Russ Belville, NORML Outreach Coordinator

【参照】
オバマ政権麻薬問題担当長官にシアトル警察署長ギル・ケルカウスキ氏

翻訳 by とら





大麻報道センターにて更に多くのニュース記事をよむことができます
http://asayake.jp

このニュース記事が掲載されているURL:
http://asayake.jp/modules/report/index.php?page=article&storyid=1623