カリフォルニア州:2010年に大麻合法化法案についての住民投票が行われる
2009年12月17日 - アメリカ合衆国カリフォルニア州オークランド
カリフォルニア州オークランド: カリフォルニア州における大麻の合法化に関する州全体での住民投票が提議されている。その提議者らは今週ロサンゼルス・タイムズ紙に対し、2010年11月に住民投票を行うために十分な数の署名を集められたと語った。
オークスターダム大学の後援を受けている『大麻の規制、制御、課税に関する2010 年の法案』は、カリフォルニア州において21歳以上の成人に対し、大麻の所持、使用、そして営利目的でない分量の販売を認めるための法案である。この法案では州の現行の医療大麻法は変更されない。
請願者らの報告によると、住民投票を行うために必要とされる推定 434,000人を 57パーセント上回る、680,000人以上の署名が集まったという。署名の確認のため、支持者らは二月に各自の署名を州務長官の事務所に送る事になっている。
(訳注: 2009年の)四月にカリフォルニア・フィールド・ポールが発表した世論調査結果によると、州の有権者のうち56パーセントがレクリエーションとしての成人の大麻の使用と販売に対する課税および規制に賛成していた。先週、国家全体を対象として 1,004人の成人に対して行われたAngus Reid世論調査では、公認の民主党員の60パーセント以上が、これを含めて全体の53パーセントが大麻の合法化を支持していた。
カリフォルニア州議会、下院法案390号『大麻のコントロール、規制、および教育に関する法案』については、2010年1月12日火曜日に下院公安委員会が票決を行う予定だ。もし承認されれば、この法案は下院厚生委員会によって同日に制定される見通しである。
より詳しい情報については、NORML事務局長アレン・セント・ピエール (202)483-5500 にお問い合わせ下さい。http://www.taxcannabis.orgにも情報があります。
Source: NORML NEWS
California: Voters Will Decide On Marijuana Regulation Measure in 2010, Proponents Say
December 17, 2009 - Oakland, CA, USA
翻訳とコメント by PHO
カリフォルニア州にコーヒーショップが開かれる日が目前に迫ってきた。カリフォルニア州は合衆国で最も人口の多い州であり、シリコンバレーやハリウッドなどもこの州にあり、影響力の強い州であると考えられる。大変めでたい事だ。これを皮切りに、他の州においても「医療用途のみ合法」から「全ての成人に対して合法化して課税」への段階の移行が進む事を期待する。
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