大麻改革はカリフォルニアの有権者にゆだねられるだろう

投稿日時 2010-01-11 | カテゴリ: Marijuana Policy Project

大麻改革は来年カリフォルニアの有権者にゆだねられるだろう
2009年12月15日
by アーロン・スミス(Aaron Smith)

成人による、個人的な大麻の所持・栽培の合法化を要求する法案は、カリフォルニアで2010年11月に行われる投票に委ねられるようだ。オークスターダム大学の設立者、リチャード・リー(Richard Lee)の先導のもと、発案の支持者たちは、来年の投票のために必要となる十分な署名を持つと語る。

発案-大麻の規制、管理および課税に関する法律(the Regulate, Control and Tax Cannabis Act)-が可決されれば、21歳以上の成人による1オンスまでの大麻所持と、25平方フィートまでの栽培が認められるだろう。(訳注: 1オンス=28.35g 1フィート=30.48cm)
この発案は、大麻の流通に関して、地方政府に課税・規制する権限を与えるというものであるが、地方政府によって、販売を禁止することも可能になるだろう。発案では、合法的なマリファナの販売に関して、州内で取り締まり制度を設置するかどうかは州議会にゆだねられている。

最終的にMPPが要求するものは、アルコールに似た形で、大麻が州全域で課税・規制される制度であるが、大麻禁止に関する苦悩を少しでも軽くすることは、カリフォルニアの人々にとって良いものになる。発案の通過は確実に良い方向へのステップとなるだろう。

この法案は、カリフォルニアで流布している4つの大麻改革案のうちの一つである。しかし、他の3案はボランティアの請願者に頼っており、2010年の投票のために必要となる十分な署名、433,971を期間内に集めるには程遠いように思われる。

更なるインフォメーション、及び発案キャンペーンへの参加はこちら、TaxCannabis2010.org.


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Source:MPP Blog
Marijuana reform likely to be decided by California voters next year
December 15, 2009

翻訳とコメント by ゴブリン
「規制」・「課税」と聞くと、何かを縛り付けるような印象を受けまるが、ここでは「禁止」から抜け出すことを意味しています。大麻を嗜好品として、また、選択肢として選べる日が来る日が待ち遠しいですね。

Oaksterdam : オークスターダム。私の予想では(Oaksterdam Universityのwebページを見る限り)、これはオークランドとアムステルダムを文字って作った名前だと思うので、「オークステルダム」にしたくてウズウズしたのですが、日本のネット上では「オークスターダム」と訳しているものしか発見できなかったので、そちらを使いました。





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