医療大麻を求める患者の声(4) 生きることを否定したくなる日々

投稿日時 2010-01-13 | カテゴリ: 医療大麻を求める患者の声

医療大麻を求める患者の声(4)生きることを否定したくなる日々
by はるく

カウザルギーという傷病名が確定し、これできちんと治療ができる。治癒するかと期待しましたが治療法が確立されておらず、事故から15年を過ぎた現在も、尋常ではない疼痛、後遺障害、それから派生した疾病等に苦しみ悩んでいます。また、外傷性頚部症候群の酷い症状も後遺症として残存しており、悩み苦しんでいます。
カウザルギーの詳細をお知りになりたい方は、下記サイト等をご覧になってください。

●国際RSD/CRPS研究財団
●複合性局所疼痛症候群 CRPS:痛みと鎮痛の基礎知識

人は誰しも死に向かって生きています。ある一定の時間軸に沿って生きて生かされているのですが、その時間軸の中に生きている事の希望が存在する為に生きていれるのであって、夢も希望も無ければ絶望に支配され生きる気力を失ってしまうのだろうと感じています。
このカウザルギーの疼痛から逃れる事ができるのであればと死んで身体を失うことは希望にすら感じてしまう事があります。生きて疼痛に支配されることが苦痛でしかなく、正に生き地獄と感じているのです。私個人の自律した存在としては疼痛により個が既に失われ、私の意志と尊厳はありません。自己の将来に夢も希望も感じられないからです。家族や友人等の周囲の人間関係という存在が私が生きている理由です。

このままではいけないと、私が生かされ生きている意味を見出すために時間という流れの中で何処まで私の力が及ぶか判らないながらも、幾つかの計画を考え自己の存在理由を求めています。個としての自分という存在意義を新たに作り上げなければ、この尋常ではないカウザルギーによる疼痛で生きることを投げ出さざるを得ません。

毎日が激しい疼痛との戦いです。カウザルギーでは、症状が酷くなると四肢の切断に至る場合もあると聞き及びます。頚椎部の障害も伴い何ができるか? そして何時まで日常生活をなんとかできるのか? 社会復帰はできるようになるのかと考えていると発作的に生きる事を否定したくなる日々です。

この様な日々を送らざるを得ない障害を持って何時まで前向きに考えることができるか? 自分ではっきりと鬱とはこういう事なのだろうと感じる状態です。障害の程度がもっと重い方もいらっしゃいます。もっと軽い方も居られます。しかし、障害の程度が重くても毎日毎日が地獄の拷問の様な疼痛に苦しまないで済むのであればどんなに楽な事でしょう。義足にすれば疼痛が消えるというのであれば喜んで義足を選択します。足を切断すればこの発作性電撃痛から逃れられるのであれば喜んで足の切断を選択します。





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