ニュージャージー州が医療大麻を合法化した14番目の州となる
2010年1月21日-アメリカ合衆国ニュージャージー州トレントン
ニュージャージー州トレントン: まもなく退陣する州知事ジョン・コージンは月曜、州の許可を得た患者に対し医療大麻を提供できる 14 番目の州となるような法案に署名した。
この法案は「ニュージャージー州 温情ある医療大麻法」として知られており、医師による推薦状を持っている患者に対して、州の認可を受けた『代替医療センター』から医療大麻の提供を受ける事ができるものである。
他の13の州で成立した医療大麻法と違い、ニュージャージー州では許可を得た患者であっても合法的に自分で大麻を栽培する事は認められない。
今週発表されたABCニュースおよびワシントンポスト紙の全国世論調査によれば、アメリカ人の81パーセントが医療目的での大麻の合法化を支持しており、56パーセントは「医師はそれが助けになると思うならば誰に対しても大麻の使用を許可する事が可能であるべきだ」と主張していた。この電話調査に対しては 1,000人を越える成人が回答しており、調査は2010年1月12日から 1月15日までの期間に行われた。
より詳しい情報については、http://www.normlnj.orgまたはhttp://norml.org/index.cfm?Group_ID=3391を御覧下さい。
Source: NORML NEWS
New Jersey Becomes Fourteenth State To Legalize Medical Marijuana Use
January 21, 2010 - Trenton, NJ, USA
翻訳とコメント by PHO
ニュージャージーで成立した大麻法は、医療目的に限られる上に自分での栽培も許されないという限定的なものであるが、それでも医療大麻を待ち望んでいた人々にとっては大きな福音であろう。あるいはそのような患者らは既に他の州に引っ越していたかも知れない。日本でも例えば「北海道の条例で大麻合法化」とか出来ないものですかね。
|