KYさんの公判で国選弁護人をご担当頂く新麻布法律事務所の原弁護士と電話で話しました。所用中で出られなかった携帯の履歴を見たら東京からで、確認したら、新麻布法律事務所から。かけ直しました。
はっきり言って、国選の場合、いかにも面倒臭そうな対応をする弁護士が少なくないとか、多いとか、どっちだとか、言われていますが、原弁護士、信頼しました。
KYさんの裁判の展開について、率直に私の考えを伝えました。一言で言えば、「厚生労働省が、大麻に関する最新の科学的知見を検証しようとしないが為に、その不作為によって、現在の大麻を巡る社会問題は発生している。」ということです。
公判の具体的な展開、論点への斬り込み方、提出する証拠について、法廷に呼びたい証人について、その狙いなど、いきなりですが、縷々、お話しさせて頂きました。原弁護士が、しっかりと、私の言葉を受け止めて下さっているのが分かりました。
改めて、私の提案の概要をお送りし、今後の進捗についてお話させて頂くことになりました。KYさんから私に依頼のあった特別弁護人というのも、ダメ元ですが、申請して頂けるそうです。
「国選の弁護士の先生に、いろいろお願いしてすいません。」
私、わざとこーゆー言い方をするんですばい。国選だからって、手を抜くなよな。そーゆってるんですばい。でも、原弁護士は大丈夫そうです。ね?原さん?
「やるからにはやりますよ。国選だろうが私選だろうが。時間的制約が出てしまうところはあるだろうけど。ただ、ブログで書かれているように、弁護士は頼りにならんから当てにしないという、そんなことはございませんから(笑)」
「あ、もうお読み頂いたんですか?(笑)」
「読んでますよ(笑)、別に何を書かれても結構ですよ。恥ずかしいことをするつもりはございません。」
「お!素晴らしい!期待します。ちょうど先生のお名前もですね、新しい麻が生える原っぱの先生ということで、ああ、これはいいなと(笑)、先生もちょっとあのー、山崎さんの手紙を拝見すると、ゲートウェイとか、誤解されてるところもあるよーですけど」
「すいません、僕もこれまで、失礼な言い方だけど、大麻のことなんてまるっきり考えたこともなかったもので。」
「いろいろデータもありますので、ぜひこの機会にお願いできれば」
「ただ申し訳ない、僕、大麻は嫌いです」
「それは別に、私たちは大麻を好きになってくれと主張しているわけではありませんので。」
「山崎さんにもはっきり申し上げました。山崎さんが大麻を好きなのを僕は責める気ありませんし、大麻を好きな人に対して、大麻はいけないものだとか、押し売りする気もありません。これはもう個人の価値観の問題だとご承知頂ければと思います」
「はい。この刑事罰は重すぎるだろうということを問うているのであって、大麻を広めようとか、好きになってくれとか、いいものだとか、そんな話をするつもりはありません。」
「もちろん大麻が嫌いだからと言って、手を抜いたりはしません」
「よろしくお願いします。私の考えをまとめたものをお送りしますので」
「ああそうですか、それはぜひぜひ、文書にまとめたものを送って下さると助かります」
「ありがとうございます」
と、ゆーことで、面白いことになるかもしれない。
|