伊藤学さんへの反論を書こうと思ったんだけど

投稿日時 2010-03-28 | カテゴリ: 白坂の雑記帳

山崎さんの逮捕について書いたJanJanの拙稿、「私の何が刑務所に入れるほど悪いのですか?-ある大麻事件」は、思いがけず、1600を超えるコメントが付いた。JanJanには、前にも何度か大麻関連の記事を投稿したことがあり、その度に「大麻なんかダメゼッタイ」の人たちが、吐き捨てるような一言を残したり、反対のための反対を縷々述べてきた。もちろん、大麻の事実について知らなかった人が、中立的に思考し、疑問を投げかけてくれることもあった。
残念ながら、JanJanは今月で休刊とのことで、既にコメント欄は書き込みができなくなった。コメント欄の書き込みが止められる前日、拙稿に伊藤学さんからの異論が寄せられた。長文だったので、各論について返事を書く時間的余裕がなく、このTHC仮設ブログの記事として掲載するので、それについて再批判があるなら、文字数制限なしで編集せずに掲載するのでお知らせ頂きたいとコメントしておいた。

だが、改めて伊藤学さんのコメントを読み、一言だけ指摘すれば済む話であることに気が付いた。
伊藤さんは、次のようにコメントしている。

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おまけ 伊藤学が、この話題に執拗に絡む理由は、何ですか。
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(答え)
人の良い真面目な人が、立法・司法・行政を巡る問題、人権問題を巧妙に装ったこの記事を読んで、騙されることがあってはいけない、と考えました。「大麻を自由に吸いたい、という俺たちの権利を認めろ」といった本音を出来るだけ暴くことに注意しながら、コメントを続けました。

つまり、これが全てを物語っているだろう。無自覚なのか、意図的なのか、どちらにしても、あからさまな蔑視と偏見。伊藤さんは、個人的に使う少量の大麻所持でなぜ懲役刑を科されなければならないのか、という問いに答えるつもりなど最初からない。そのことを真摯に考えようという気持など最初から全くないのだ。

「人の良い真面目な人が」「人権問題を巧妙に装ったこの記事を読んで、騙されることがあってはいけない」「大麻を自由に吸いたい、という俺たちの権利を認めろといった本音を出来るだけ暴く」ためにコメントしてきた人なのだ。

こちらの質問には答えずに、論点をずらしながら、延々と重箱の隅を探し続け、突付き続ける。それがそもそも伊藤学さんの目的なのだ。最初から、議論が噛み合うはずなどない。

前に大麻関連の記事を投稿した際にも、複数の「反対のための反対」の人たちがいて、伊藤学さんもその一人だった。そういえば、大麻が他のハードドラッグの踏み石になることは私が証明したのだ!論文も書いている!それは今でも有効な学説だ!私はスゴイ学者なのだ!と、言ってる悲しい人もいた。自分は専門の学者だと威張ればこちらが怯むとでも思ったのだろうか。

言うまでもなく、大麻の医療的な有効性は世界的に認知され、嗜好目的の大麻所持に刑事罰を科すことへの疑問も広がっている。

「反対のための反対」を言い続ける人たちは、きっと最後までゼロにはならないだろう。大切なのは、マスコミや行政のせいで、今は大麻について誤解しているけど、ちゃんと話せば聞く耳を持つ人たちに、丁寧に、説明を続けることなのだろうと思う。

伊藤さん、反論があったらどうぞお寄せ下さい。文字数制限なし、こちらの編集なしで、反論権を保障します。





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