サウスダコタの医療大麻合法化法案が本投票へ
2010年3月25日 アメリカ サウスダコタ州ピア
ピア(サウスダコタ州):医療大麻使用を医師監督のもとで許可するための州民提案が、今年11月の投票のために必要な署名を獲得した、と先週サウスダコタ州の公式発表があった。
この発案の提案元である、サウスダコタ思いやり同盟(the South Dakota Coalition for Compassion)は、2010年の投票を提案するための必要署名を、必要定数の2倍を超えて獲得した。
もし、有権者にこれが承認されれば、法案13(サウスダコタ・セーフ・アクセス法)により、大麻1オンス(訳注:1オンス=約28g)までの所有による刑罰は免除となり、公認を得た患者による6株までの栽培が認められるだろう。
「連合はこの本当に草の根的な達成に傲慢になることはなかった。」と同盟の主任スポークスマンであるエミット・レイストロファー(Emmit Reistroffer)は語る。
「我々は病気の人や死に面している人を守るために団結しており、今年の11月に行われる投票の前に、現在は様々な形で大麻の医療利用について大衆を啓発することを目標としている。」
2006年には、有権者は同様の提案を僅差で却下している。このことは州における医療大麻を合法化する提案を住民が却下した唯一の事例として特徴的である。
1996年以来、14州が医療大麻法を制定し、この内、有権者からの発案により立法化に至ったのは10州である。
更なるインフォメーション:http://www.sdcompassion.org/
Source:NORML NEWS
Medical Marijuana Legalization Measure Qualifies For South Dakota Ballot
March 25, 2010 - Pierre, SD, USA
翻訳と感想 by ゴブリン
アメリカでは、色々な民間の団体が政治に深く関われていることが驚きます。日本でも、THCやその他がみんな頑張っています。もっと大きな流れにならなければならいのかもしれませんね。こういった団体の増加と、連携の強化が必要なのかもしれない。なんて勝手に思いました。
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