コロラド州: 医療大麻の販売に対する最初の課税が行われる
2010年4月8日 - アメリカ合衆国コロラド州フルータ
コロラド州フルータ: 市の有権者らは火曜、医療大麻およびそれに関連する道具の販売に5パーセントの売上税を課税する条例案を成立させた。およそ60パーセントの有権者(人口7,500名)がこの条例案に賛成し、これがコロラド州での最初の大麻販売への課税となった。
コロラド州の住民らは2000年に、医師の許可を得た上での大麻の使用を合法化している。
この条例案は5月1日から施行される。市当局はこれにより毎年の市の税収が約100,000ドル増加するものと予想している。
(去年の)七月にはカリフォルニア州オークランドにて80パーセントを越える有権者が『F法案』に賛成している。この法案は大麻ディスペンザリーにおける医療大麻の小売に対し、独立した売上税を課税するものである。その他のカリフォルニア州の市でも、例えばサンノゼにおいて同じような条例が検討されている。
火曜日にはまたコロラド州ネダーランドにおいても、成人による大麻の個人的な所持に対する刑事上および民事上の一切の処分を撤廃するための条例案に対して、市の有権者のうち54パーセントがこれに賛成票を投じた。近年、デンバーおよびブレッケンリッジでも同じような地方条例が成立している。
より詳しくは NORML 事務局長アレン・セント・ピエール (202) 483-5500 にお問い合わせ下さい。
Source: NORML NEWS
Colorado: City Passes State's First-Ever Medical Marijuana Sales Tax
April 8, 2010 - Fruita, CO, USA
翻訳 by PHO
既に医療大麻が合法となっているのに課税を喜ぶ市民というのも不思議な感じだ。課税による地方税の増収を数字で示して、そのメリットを連邦政府に訴えかけようとしているのだろうか。それともコロラド州における大麻の完全な合法化への布石なのだろうか。いずれにせよ課税するというのであれば、現時点では医療目的のみであるにせよ、大麻はもはや非合法組織から購入するものではなく社会的に認知された事を意味するのであり、これは大変喜ばしい。
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