カリフォルニア: 大麻非犯罪化と規制の法案が11月の投票で問われる

投稿日時 2010-05-06 | カテゴリ: NORML News

カリフォルニア: 大麻非犯罪化と規制の法案が11月の投票で問われる
2010年3月25日-ロサンゼルス・カリフォルニア

ロサンゼルス・カリフォルニア:成人による大麻所持と栽培における刑罰を排除するため、州規模による投票法案の支持者たちは、2010年11月の投票のために必要な有効署名を集めるに至ったことを、水曜日、選挙役員が伝えた

この法案の支持者たち(2010年、大麻の規制、管理および課税に関する法律)は、法案に賛成する署名を700.000近くまで集めた。この数字は、州法によって定められた数を60%も上回っている。
この法案は、21歳以上の成人が、個人使用の場合1オンス(訳注:約28グラム)までの大麻所持、譲渡、運送を許可し、また、1つの住宅につき、25スクウェアー・フィート(訳注:1フィート約30センチメートル)以内の範囲で栽培を許可するものである。大麻の販売について小売店に公的な権限を与えるかどうか、また、商業的な大麻栽培やそれらの売り上げに対する課税に関することは地方自治体に委ねられることになるだろう。個人による大麻栽培、あるいは非営利な大麻の取引はこの法案では課税対象にはならないだろう。

学校敷地内での大麻所持、公共の場での大麻使用や、未成年者同席の場での大麻喫煙、21歳未満の者への譲渡は、この案では引き続き禁止することになる。

医師による承認がある場合、この法案が医療目的のための大麻使用に関する「カリフォルニアの健康及び安全基準」を変更、修正することはしない。

2009年4月、カリフォルニア世論調査に(California Field Poll)によると, 56%の州の有権者が成人の大麻販売・使用の合法化と規制を支持している。

「現段階において、カリフォルニアでの大麻取引は毎年150億ドルにのぼると言われているが、大麻の非合法化以来、カリフォルニア州では大麻からの歳入はゼロである。大麻に課税し、規制することは、カリフォルニアにある主だった問題(雇用・健康保険・学校と図書館・公園・舗装道路・交通機関など)のための財源を助けるために何十億ドルもの歳入をもたらす可能性があるのだ。」と 法案支持の代表者らは語った。

NORMLの理事会やNORML女性同盟の双方は、大麻の規制、管理および課税に関する法律を公式に支持してきた。

「もし、彼ら自身の自宅のプライバシーの中で少量の大麻を所有あるいは栽培しているものがいれば、この法案可決の当面の影響として、彼らを逮捕から守るということが言えるだろう。」とポール・アルメンターノ(Paul Armentano)NORMAL副事務局長は語った。

「法案の長期的な影響としては2つのことが言える。一つは、成人に対して、社会がアルコールをコントロールするのと幾分か類似した方法で、地方政府に小売店での大麻流通を規制・課税するという選択肢を与えることになるだろう。地方地自体が参加する形でのこのような変更は地方政府の歳入を増加することにつながると同時に、大麻市場に必要な規制と監督を課すことにもなる。二つ目は、地方による規制はいつの日か雇用創出、観光業、そして合法的で1ステップ上の大麻産業の正当性への扉を開くことになるだろう。これが常識的なのだ。公共安全に悪影響を与えることなく歳入の増加や法施行と司法コストの軽減がなされることになる、財政的に信頼のできる提案なのである。

さらなる情報はhttp://www.taxcannabis.org/を参照して下さい。

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Source:NORML NEWS
California: Marijuana Depenalization And Regulation Measure Qualifies For November Ballot
March 25, 2010 - Los Angeles, CA, USA

翻訳と感想 by ゴブリン
アメリカに行って一票を投じたい。でも僕は日本人なので日本でやれることをやります。歴史的にみてアメリカ発信の大麻非合法化。アメリカに追随するのが得意な日本。この記事とか、もっと色々と日本のメディアが取り上げてもよさそうなものなのになぁ。っと思います。特に、ある意味でホットなトピックでもあるだろうに。日本のジャーナリズムって、まだまだ欧米に比べて成熟してないんだろうなぁ。なんて感じます。





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