メイン州:議員たちが医療大麻薬局法を承認
2010年4月15日 アメリカ メイン州オーガスタ
州議会は先週、州のガイドラインに従い、医療大麻を置く薬局の推進を認めました。
立法府の承認に従い、LD 1811法によって、最大8つまでの非営利による大麻薬局が認可されます。州の公衆衛生地区に1つずつということです。この措置のもとで、薬局は州が認めた医療大麻患者に対し、大麻やその関連物や教材を「取得、所持、栽培、製造、宅配、輸送、販売、提供、処方」することができます。
この措置では、医療大麻薬局は合衆国コード、セクション26に基づく免税組織としては認められていません。
患者たちやその介護者たちは、引き続き州法の下で彼ら自身の医療大麻を栽培することが認められますが、患者たちは医療目的の大麻を法的に所持・栽培するため、州の非公開レジストリに登録することが求められます。
メイン州保健社会福祉省(The Maine Department of Health and Human Services)は、新しい医療大麻プログラムを遂行してゆきます。
昨年11月、有権者は、既存の法を改正する5号発議、メイン州医療大麻法(Maine Medical Marijuana Act)を承認しました。それには患者が登録する信頼できるレジストリの確立、医師が医療大麻を推薦する条件を制限するリストの拡大、州によって認可された非営利薬局の設立の許可、が含まれています。
1999年の時点で、医師の処方による大麻の処方は、61%の投票者が支持していますが、その法は患者の条件について定めておらず、患者が必要とする医療大麻の配布についても定めていませんでした。
民主党の知事ジョン バルダッチ(John Baldacci,)が署名すれば、この法は2009年12月23日に発効したものとして、遡及して適用されることになります。
議員たちによって承認された分離された法では、州の認可を受けた薬局が販売する全ての医療大麻に売り上げ税が課されることになります。
医療大麻に課される税は、店頭販売されている市販薬と同じパーセンテージとなります。
州の許可によって医療大麻を処方する法律は、ニュージャージー、ニューメキシコ、ロードアイランドでも承認されています。
LD 1811法の全文は、メイン州議会のウェブサイトhttp://www.legislature.maine.gov/legis/bills/bills_124th/billtexts/SP071901.aspにあります。
さらなる情報は、NORMLエグゼクティブ ディレクターのアレン サン ピエール(Allen St. Pierre)(202) 483-5500か、NORML副理事長ポール アルメンタノ paul@norml.org. にコンタクトして下さい。
Source:NORML NEWS
Maine: Lawmakers Approve Medical Marijuana Dispensary Rules
April 15, 2010 - Augusta, ME, USA
翻訳と感想 by 彼岸花
海外の情報への無知が国を滅ぼします。日本は敗戦から何を学んだのでしょうか。何千年と親しんだ植物を言われるままに猛毒扱いし、それを命じた国がかくのごとく誤りを修正しているのに、いまだにヒステリックに騒ぐばかり。大麻取締法程度の悪法にも盲目なまま、憲法改正などと剣呑だと思います。
タバコは二十歳になってから。憲法改正はマトモな民主主義国家になってから。
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