統合失調症の患者が大麻には主観的な効果があると訴えているとの調査結果

投稿日時 2010-05-12 | カテゴリ: NORML News

統合失調症の患者が大麻には主観的な効果があると訴えているとの調査結果
20105月6日 カナダ ニューブランズウィック

カナダ ニューブランズウィック:「カナダ看護研究ジャーナル(Canadian Journal of Nursing Research)」の3月号に発表された調査データによれば、統合失調症と診断された男性患者たちは、大麻によって主観的な効果を得たと訴えている。

カナダ ニューブランズウィックにあるエドモントン地域病院の精神医学科および精神保健科の研究者たちは、現在あるいは過去において大麻使用暦のある8人の統合失調症の男性患者について調査を行った。
研究者たちは、被験者達が大麻を「統合失調症に関連した、リラクゼーション、自分には価値があるという自覚、気分転換などの必要性を満たすための手段として」使用したと報告している。

2008年に「国際精神保健看護ジャーナル(International Journal of Mental Health Nursing)」に発表された調査データにおいても、多くの統合失調症患者が大麻によって症状が緩和されたと報告されており、被験者は大麻を不安の軽減、幼児期のトラウマ記憶の軽減、認知の改善、精神状態の改善のために使用していることが見出された。

これらの調査結果は、最近いくつかの研究において、大麻使用と統合失調症の間に因果関係とは異なる関連性があることが確認された理由に関して、洞察する助けになるかもしれない。

詳しい情報はNORML副理事ポール アルメンターノ(Paul Armentano)までpaul@norml.orgからご連絡を。研究の全文は「カナダ看護研究ジャーナル」の「大麻が統合失調症患者を惹きつける理由:現象論的研究(Attraction to cannabis among men with schizophrenia: a phenomenological study)」に掲載されている。

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Source: NORML NEWS
Patients With Schizophrenia Report Subjective Benefits From Marijuana, Study Says
May 6, 2010 - New Brunswick, Canada

翻訳byとら





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